2023年09月04日

中部地区第78回研究例会(オンライン)へのお誘い

更新日:2023年09月04日

日本メディア英語学会中部地区は9月23日に第78回研究例会を開催いたします。今回は大谷将史会員(名古屋大学言語教育センター専任講師)と吉枝恵さん(愛知淑徳大学常勤講師)に発表していただきます。なお吉枝さんは当日のご都合がつかないため、事前に録画した発表動画を当日の参加者で視聴し、そこで出たコメントや質問に対して後日、吉枝さんからフィードバックをいただく形式となります。

皆さまのご参加をお待ちしています。「中部」地区ですが地理的な縛りはありませんのでどの地域の方でも、また現在のところ非会員の方で本学会の活動に関心がある方や入会を検討されている方でも、大歓迎です。

・日時:2023年9月23日(土)10:00-12:00

・実施形態:Zoomによるオンライン開催

・参加方法:9月21日(木)までに次のURLからお申し込みください。申し込まれた方へ、アクセスするためのURLを9月22日(金)にメールで配信します。

https://forms.office.com/r/iX03utFg1V

*もし、URLが届かないということがありましたら(または申し込みに遅れたという場合は)笠原宛にメール(kk961072@tsc.u-tokai.ac.jp)でお知らせください

・会次第(発表30分、質疑応答20分です)

10:00~10:05 開会挨拶

10:05~10:55 研究発表①大谷将史会員「アメリカ南部の州でバイリンガル教育に携わってきて」

10:55~11:05 休憩

11:05~11:55 研究発表②吉枝恵さん「インスタグラムの英語利用の効果:『本当にアメリカってあるんだ』」

11:55~12:00 閉会挨拶

■発表の概要

○大谷将史さん

・タイトル:アメリカ南部の州でバイリンガル教育に携わってきて

・概要:本発表では、自己紹介を兼ねたこれまでの研究活動の概要について紹介する。具体的には、アメリカでPhD課程に属しながら、非常勤講師として小学校教員養成の授業を担当し、指導教授とともにバイリンガル教育の研究活動に励んだ6年間に焦点を当てる。質疑応答では、発表者の経験を踏まえて、参加者の皆様とともに、英語教育・バイリンガル教育について意見交換をする。

○吉枝恵さん

・タイトル:インスタグラムの英語利用の効果:「本当にアメリカってあるんだ」

・概要:コロナ禍で学校生活を過ごしてきた大学生に、インスタグラムおよび学内交流施設での英語を使ったコミュニケーション活動に参加してもらいました。基礎レベルの英語学習者の多くは、授業外での英語コミュニケーションの経験が少なく、日常的にアクセスするSNSでの英語使用もわずかです。外国語習得では、コミュニケーションを通した授業(CLT)に大きな効果が立証されています。コロナの制限下では、担当科目でのインスタグラムの英語利用が、学生同士や学生と世界との交流を助けました。本研究では、5類になった現在の状況に合わせて、さらに効果的な英語習得のために、学内交流施設を訪問するタスクを加えました。学生(N=36)への3回の質問紙調査の結果、英語使用への心理的障壁が減り、対面での交流意欲が上昇し、日本と違う世界への気づきが報告されました。心理的な障壁への対応を可能にする現状分析の重要性や学生の意欲を促す活動方法の詳細を報告いたします。

・問い合わせ先

笠原一哉(中部地区長)

(kk961072[a]tsc.u-tokai.ac.jp)

セキュリティに関して広告のお申し込み事務局所在地