9月, 2023年

第162回Zoomによる新語・語法研究分科会についてのご案内

更新日:2023年09月24日

新語・語法研究分科会会員の皆様

第162回Zoomによる新語・語法研究分科会についてのご案内

30℃を超える暑さが続く毎日ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
10月の分科会のご案内をさせていただきます。10月14日(土)に引き続きオンラインでの開催を予定しております。どうぞご予定の調整をお願い申し上げます。

また、来年度からは分科会の開催月が変更となり、年3回の2月、6月、11月に実施予定です。この変更については、運営側の都合上、これまでの年間4回の開催が難しい状況と、従来のスケジュールだと発表者が限られてしまう事実を踏まえての決定です。

この変更は、2024年の活動計画を本部に9月上旬までに報告しなければならないという事情により、運営側で決定せざるを得なかった結果でもあります。皆様のご意見を伺う機会を設けられなかったこと、心よりお詫び申し上げます。

また、2024年2月は久々に対面での実施と懇親会の検討も行っております。新たな展開に向けて準備を進めておりますので、どうぞご期待ください。今後も、皆様のご理解とご協力をいただきながら、より充実した学術交流の場を提供してまいります。

なお、新語発表をご希望される方は、10月10日までにレジュメをお送りいただけますようお願い申し上げます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

何かご質問等ございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。前日までに、ご出席の方には、URL、パスコード等お知らせいたします。皆様とZOOMでお会いできることを楽しみにしております。

日時:2023年10月14日(土) 14:00-16:00 ZOOM

I. 新語フォーラム
司会:小林ゆみ会員

II. 実践報告①
発表者:鈴木理枝会員(明治大学兼任講師)
テーマ:「特定の支援が必要な学生のための英語授業 ~アクセシビリティ向上~」

本発表では、大学での英語授業において、特定の支援が必要な学生へのアクセシビリティ向上に焦点を当てる。今後、大学教育において、特定の支援が必要な学生が増加する傾向にあるため、その学生に対して、支援の必要ない学生と同等に授業が受けられる環境が必要になってくるため、その対応策を研究する必要がある。教員の不安感の軽減、教授法、学生とのコミュニケーションの取り方等のトレーニングが必要になってくる。今回は、これまでに経験したことを基に考察する。

実践報告②

発表者:小林ゆみ会員(東京経済大学特任講師)
テーマ:「英語コミュニケーション:聴覚障害がある学生~実践報告」

日本では、インクルーシブ教育が注目されており、聾学校から大学に進学する学生の取り組みについての実践報告を行う。本発表では、障害のある学生に平等な教育を提供するために、学生の意思、大学の受け入れ態勢とサポート、教員の資質、他の学生の理解など、多くの要因を考慮する必要性を示し、報告は1学期間の実践結果と課題について考察する。

皆様のご参加、ご発表をお待ちしております。新語フォーラム、研究発表ご希望の方は、鈴木まで連絡下さい。

鈴木 理枝(代表)rie_suzuki_1002[a]yahoo.co.jp (*アットマークに変更して下さい)
新語・語法研究分科会

中部地区第78回研究例会(オンライン)へのお誘い

更新日:2023年09月04日

日本メディア英語学会中部地区は9月23日に第78回研究例会を開催いたします。今回は大谷将史会員(名古屋大学言語教育センター専任講師)と吉枝恵さん(愛知淑徳大学常勤講師)に発表していただきます。なお吉枝さんは当日のご都合がつかないため、事前に録画した発表動画を当日の参加者で視聴し、そこで出たコメントや質問に対して後日、吉枝さんからフィードバックをいただく形式となります。

皆さまのご参加をお待ちしています。「中部」地区ですが地理的な縛りはありませんのでどの地域の方でも、また現在のところ非会員の方で本学会の活動に関心がある方や入会を検討されている方でも、大歓迎です。

・日時:2023年9月23日(土)10:00-12:00

・実施形態:Zoomによるオンライン開催

・参加方法:9月21日(木)までに次のURLからお申し込みください。申し込まれた方へ、アクセスするためのURLを9月22日(金)にメールで配信します。

https://forms.office.com/r/iX03utFg1V

*もし、URLが届かないということがありましたら(または申し込みに遅れたという場合は)笠原宛にメール(kk961072@tsc.u-tokai.ac.jp)でお知らせください

・会次第(発表30分、質疑応答20分です)

10:00~10:05 開会挨拶

10:05~10:55 研究発表①大谷将史会員「アメリカ南部の州でバイリンガル教育に携わってきて」

10:55~11:05 休憩

11:05~11:55 研究発表②吉枝恵さん「インスタグラムの英語利用の効果:『本当にアメリカってあるんだ』」

11:55~12:00 閉会挨拶

■発表の概要

○大谷将史さん

・タイトル:アメリカ南部の州でバイリンガル教育に携わってきて

・概要:本発表では、自己紹介を兼ねたこれまでの研究活動の概要について紹介する。具体的には、アメリカでPhD課程に属しながら、非常勤講師として小学校教員養成の授業を担当し、指導教授とともにバイリンガル教育の研究活動に励んだ6年間に焦点を当てる。質疑応答では、発表者の経験を踏まえて、参加者の皆様とともに、英語教育・バイリンガル教育について意見交換をする。

○吉枝恵さん

・タイトル:インスタグラムの英語利用の効果:「本当にアメリカってあるんだ」

・概要:コロナ禍で学校生活を過ごしてきた大学生に、インスタグラムおよび学内交流施設での英語を使ったコミュニケーション活動に参加してもらいました。基礎レベルの英語学習者の多くは、授業外での英語コミュニケーションの経験が少なく、日常的にアクセスするSNSでの英語使用もわずかです。外国語習得では、コミュニケーションを通した授業(CLT)に大きな効果が立証されています。コロナの制限下では、担当科目でのインスタグラムの英語利用が、学生同士や学生と世界との交流を助けました。本研究では、5類になった現在の状況に合わせて、さらに効果的な英語習得のために、学内交流施設を訪問するタスクを加えました。学生(N=36)への3回の質問紙調査の結果、英語使用への心理的障壁が減り、対面での交流意欲が上昇し、日本と違う世界への気づきが報告されました。心理的な障壁への対応を可能にする現状分析の重要性や学生の意欲を促す活動方法の詳細を報告いたします。

・問い合わせ先

笠原一哉(中部地区長)

(kk961072[a]tsc.u-tokai.ac.jp)

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