2016年11月21日
東日本地区第95回研究例会のお知らせ
更新日:2016年11月21日
東日本地区第95回研究例会
日時: 2016年12月10日(土)14:00-17:00 ※受付開始は13:30
会場: 東京都渋谷区恵比寿4-9-10 4F セミナー会場
交通アクセス: JR山手線・東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」より徒歩5分
会費: 会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)
第1部:研究発表(14:00-15:20)
発表者: 臼倉美里会員 (東京学芸大学教育学部 講師)
発表題目: 「大学入試改革と小中高の英語教育—2020年を見据えて」
要旨: 学習指導要領の改訂や大学入試改革など、英語教育が変わろうとしている。本発表ではこれからの英語教育の方向性を見据えながら、小中高における英語教育がどのように変わっていくことが期待されているのかを考察する。
プロフィール: 臼倉美里(うすくらみさと):日本メディア英語学会 選挙管理委員長・本部事務局補佐。昭和女子大学英米文学科卒。大学卒業後に都立高校教諭として5年間勤務。その間、東京学芸大学大学院修士課程(教育学)を修了。引き続いて博士課程を修了。博士課程在学中に都立高校を退職。その後は大学および高校での非常勤講師を経て現職に至る。専門は英語教育学。研究分野はリーディングで、特に文章理解における明示的知識の必要性、単文理解速度の重要性などに焦点を当てている。近著に、『Reading Steps ステップアップ 英文読解と基本文法』(金星堂)、『English Switch ストーリーで学ぶ 大学基礎英語とTOEIC®テスト頻出語彙』(金星堂)、『English First Basic 大学英語の総合的アプローチ:基礎編』(金星堂)、『English First Starter 大学英語の総合的アプローチ: 入門編』(金星堂)、『高校英語授業を変える!』(アルク)がある。
第2部 招待講演(15:30-16:50)
講演者: 田中茂範氏(ココネ言語教育研究所 所長、慶應義塾大学環境情報学部兼大学院政策メディア研究科 教授)
講演題目:「ICTと英語教育とアクティブラーニング」
要旨: この発表では、英語教育とICTとアクティブラーニングの相互関係について原理的な考察を行うことを通して、新しい英語教育の可能性について議論します。「メディアはメッセージである」というマクルーハンと「教育は将来のためのものではなく、今を生きる生活の中に息づくものでなければならない」というデューイの考えについても見ていきます。
プロフィール: 田中茂範(たなかしげのり): 現在 ココネ言語教育研究所 所長、慶應義塾大学環境情報学部兼大学院政策メディア研究科 教授、JICA語学研修諮問委員会 座長、財団法人国際交流サービス協会 アドバイザー、ベネッセ教育総合研究所 ARCLE 理事、智学館中等教育学校・高木学園高等学校 英語教育アドバイザー。1983年 米国コロンビア大学博士課程(応用言語学)修了(教育学博士号取得)。近著に表現英文法 増補改訂版』(コスモピア)、『日常まるごと英語表現ハンドブック』(コスモピア)がある。
連絡先: 吉原学[日本メディア英語学会東日本地区長、東京経済大学]