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第105回 東日本地区研究例会のお知らせ

第105回 東日本地区研究例会を、6月15日(土)午後2時より、開催いたします。東日本地区はもちろん、中部地区、西日本地区からの参加も大歓迎です。非会員の方々の参加も歓迎いたします。(対面会場の入構申請とZoom情報の送付のため、申込制です。)

【日時】:2024年6月15日(土) 14:00~16:30

【開催形式】:ハイブリッド形式

<対面>:チエル株式会社 チエルーム(品川区東品川2-2-24天王洲セントラルタワー22F)
<オンライン>:Zoom(前日までにZoom情報送付予定)

【会費】:無料(会員・非会員共)

【申込】:こちらのURLからお申込みください。
https://forms.gle/akTVcs2ZRmpcdJnJ6

【締切】:6/3(月)(対面)・6/12(水)(オンライン)
※定員に達した場合締切

【連絡先】:畠山 由香子 [日本メディア英語学会理事、お茶の水女子大学講師]
   hatakeyama.yukako[a]ocha.ac.jp (※アットマークに変更して下さい)

***********************
【概要】
第1部:開会・会員発表 (14:00~14:50)

発表者:原 功会員(中央大学兼任講師)・佐藤 文子会員(中央大学兼任講師)
発表題目:「ニュース放送を学習者にとって適正な水準のインプットとするための考察」

要旨
ニュース英語を素材にした教材は大学授業に広く使用されている。その意義は大きいとされる一方、英語の習熟度が比較的高い学生の中にもニュース英語を非常に難解だと捉える者が多くいることが実感される。Stephen Krashenはインプット仮説(1981,1982,1985)の中で、「理解可能なインプット」(comprehensible input)を受けた時のみ言語習得が起こると説く。学習者の現在の言語能力を“ i ”とした場合、それに多少知らない単語や文法を含めた、即ち学習者の現在の言語能力を僅かに上回る“ i+1 ”のレベルのインプットが与えられた時に習得が起こるという。本発表では、Krashenの仮説の観点から、ニュース英語と学習者の英語レベルの関係を検討し、ニュース素材が学習者にとって、「理解可能な」“ i+1 ” のインプットになり得る要件を考察する。難しさの感覚は個人差があり数値化は難しいものの、ニュースクリップを語彙レベル、速度、音変化、構成からその難易度を分析することにより、学習者が感じる難解さを客観化することを目指す。

発表者プロフィール
原 功:
上智大学大学院満期退学後、英国ニューカッスル大学に留学。博士号(PhD in Speech Sciences)取得。帰国後、中央大学などで非常勤講師を務め、現在に至る。専門は音響音声学で、日本語における母音連鎖のフォルマント遷移を研究テーマとしているが、音声学の言語教育への応用にも関心がある。

佐藤文子:
東京女子大学(文理学部)卒業、お茶の水女子大学大学院修士課程にて修士取得(アメリカ文学)、お茶の水女子大学大学院博士課程(比較文化学)単位取得満期退学を経て、東京女子大学などで講師を勤める。その間、英語科教授法に関心を持ち、Columbia Universityにて修士号(TESOL)を取得。関心はExtensive Reading、メディア英語教育。現在、中央大学、明治大学、東京女子大学で兼任講師。日本メディア英語学会理事(2020~現在)。

第2部:ライトニングトーク・休憩(14:50~15:20)

第3部:ワークショップ(15:20~16:30)

発表者:松岡 弥生子会員(University of the People)・井田 浩之会員(城西大学助教)
発表題目:「OERを使ってみよう: オープンソースを英語授業の副教材やアクティビティに適用するためのワークショップ」

要旨
OER (Open Educational Resource)とは、オープンドメインに存在する公開された教育素材を指し、画像、映像、テキスト、オーデイオ素材など様々なものがあります。殆どが無料又は低コストで提供され、第三者による使用や改変しての使用(*)が可能なので、授業に追加したい内容の副教材やアクティビティなどに適用できます。今回のワークショップでは、OERサイトをブラウズして興味のある素材を見つけ、授業活動に活かせるプランを考えます。進行は、レクチャーとトライアルの2つのステップで行ないます。
(*)クリエイテイブコモンズ付与のオープンライセンスの種類により異なる。

1.レクチャー(30分)
OERとその使い方、及びクリエイテイブコモンズのオープンライセンスについての説明。

  1. トライアル(40分)
    ・授業で教えたい内容をブレインストーミングする
    ・サイトにアクセスし、希望する内容に合う素材をOERサイトから探し出し、授業での使い方やアクティビティを考案してみる。
     (例:英語の句読点を教える素材を探し、宿題にどう適用できるか考えるなど)
    ・ 発見した教材で、どのような授業アクティビティやプランが可能か、参加者同士で発表し、意見交換します。
    *ウェブサイトを開いて検索するため、パソコンやスマホがあると便利です。

発表者プロフィール:

松岡 弥生子:
University Of The People, Department of General Studies & English. 学歴:MA in TESOL (Teachers College Columbia University), PhD in Education & Linguistics (国際基督教大学). 20年以上、大学で英語教育に携わり、多くの英語授業を経験。少し前に、國學院大學(専任)を退任後、国際基督教大学教育研究所を経て、現在は、上記のアメリカの非営利型オンライン大学で、アカデミック・ライティング、EAPコースなどを教える。専門分野は、第二言語習得論、プラグマティクス、L2ライティング, ICT利用英語教育など。2024年4月から、JACET AIと大学英語教育SIG代表を務める。

井田 浩之:
城西大学助教。学歴:青山学院大学文学部英米文学科卒業、東京大学大学院修了(学術、教育学)、PhD (UCL, Institute of Education)。専門分野は、社会状況論的なリテラシー、ビジネスコミュニケーション、大学教育とインフォーマル学習の接続である。本務校では教職課程を担当しつつ、非常勤先では英語教育に携わる。2024年現在、JACET、 BAAL、 AsiaTEFL、日本認知科学会、日本教育工学会、日本メディア英語学会など各会員。

Newsletter No. 146のご案内

五月晴れの美しい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本学会のNewsletter No.146が届きました。盛りだくさんの内容になっております。どうぞお楽しみください。

Newsletter No.146

*会員用メーリングリストのお問い合わせは
office[at]james.or.jp
までお願い致します。

第80回メディア英語談話分析研究分科会のお知らせ

メディア英語談話分析研究分科会では下記の日程でオンラインでの研究会を行います。

日時:5月19日(日)13時〜17時(ZOOMで実施)
内容:映画『クレイマー・クレイマー (Kramer vs. Kramer)』(1979)のマルチモーダル分析
参加者にはあらかじめ対象映画を観てもらい、可能であれば映画のシーンのマルチモーダル分析をしてもらいます(Kress and van Leeuwen (2006) Reading Imagesなどを参考に)。研究会では各自の分析について発表してもらったり、一緒に分析、ディスカッションなどを行います。

参加を希望される方は代表の冨成(atmnr [a] imc.hokudai.ac.jp *アットマークに変換してください)までご連絡ください。
ご参加お待ちしております。

“Media, English and Communication”第13号(通巻第62号)発刊のご案内

[研究論文]
政治演説のマルチモーダル分析:オバマおよびトランプ元大統領の党員集会演説を題材に
 片岡邦好………………………………………………………………………………………………………….1

英語コミュニケーションにおける不安と自信:国際英語論の視点
 小林ゆみ…………………………………………………………………………………………………………9

中学校英語教科書における男女登場人物のディスコース上の役割
 稲永知世…………………………………………………………………………………………………………31

[研究ノート]
The Media Representation of Prime Minisiter Truss’s Inauguration: A Linguistic Analysis of Two Broadsheet and Two Tabloid NewsPapers
 Rei Nagakubo…………………………………………………………………………………………………65

第79回メディア英語談話分析研究分科会のお知らせ

メディア英語談話分析研究分科会では下記の日程でオンラインでの研究会を行います。

日時:1月20日(土)13時〜17時(ZOOM)
内容:研究発表 発表題目「中高年女性向けファッション誌におけるジェンダーとアイデンティティ」
   その他、ディスカッションなど。
発表者:冨成絢子

参加を希望される方は代表の冨成atmnr[@]mc.hokudai.ac.jpまでご連絡ください。
ZOOMのアクセス先をお伝えします(*@に変更してください)。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様のご参加をお待ちしております。

メディア英語談話分析研究分科会
代表 冨成絢子

第163回新語・語法研究分科会についてのご案内(ZOOM)  

明けましておめでとうございます。今年度もよろしくお願い申し上げます。
   

コロナ禍が過ぎ、やっと平常の暮らしが戻ってきましたが、まだまだコロナやインフルエンザが流行っています。 皆様お元気でしょうか。 秋学期の授業も終盤となりました。 2024年2月10日(土)の会は当初、対面で実施する予定でしたが、会場の都合で、急きょZOOMでの開催になりました。不手際に申し訳ございません。

2月は、久しぶりに「拡大新語フォーラム」を開催いたします。 ご発表ご希望の方は、2月8日までにレジュメをお送り下さい。 A4サイズのレジュメを作成していただき、その中から最高5つに絞り発表して下さい。 お一人の発表時間は10分になります。 後半は、Zoomによる懇親会をして、久しぶりに近況をお話していただき、座談会を開きますので、お時間のある方はぜひご参加下さい。Zoomでの研究会にご参加の方は、あらかじめこのアドレスにお知らせください。ご参加希望の方には、前日にURL、ミーテイングID、パスコード、発表者のレジュメをお送りいたします。 皆様のご参加をお待ちしております。また、次回6月8日に研究発表ご希望の方は、ご連絡をお待ちしています。  
  
日時:2024年2月10日(土) 14:00-16:00 ZOOM  
 I 拡大新語フォーラム(14:10-15:10)  
司会: 小林 ゆみ 会員(東京経済大学) 
II 懇親会(15:15-16:00)  
司会: 鈴木 理枝会員 (明治⼤学)  
 
2月10日のZoom新語・語法研究分科会に参加ご希望の方は、鈴木までご連絡下さい。  
連絡先:  
鈴木 理枝(代表)  
新語・語法研究分科会  
rie_suzuki_1002[a]yahoo.co.jp(*@に変換してください)

田中茂範慶應義塾大学名誉教授による英文法講座のご案内

吉原 学会員より情報提供がありました。
田中茂範慶應義塾大学名誉教授による英文法講座のご案内です。
本学会の賛助会員であるチエル株式会社が協賛をされています。


(*田中茂範先生には、本学会東日本地区第101回研究例会(2019年12月7日)でご講演をいただいております。https://james.or.jp/reikai/#a1428

ぜひご参加をご検討ください。

Newsletter No. 145のご案内

Newsletter No. 145を発行いたします。

早くも年次大会開催から1か月がたとうとしておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、Newsletter145号が届きましたので、ご覧ください。

Newsletter No. 145

*会員用メーリングリストのお問い合わせは
office[at]james.or.jp
までお願い致します。

第104回 東日本地区研究例会のお知らせ
(「新語・語法研究分科会」・「英語教育・メディア研究分科会」共催)

第104回 東日本地区研究例会を、12月9日(土)午後2時より、東日本地区の二つの分科会(「新語・語法研究分科会」・「英語教育・メディア研究分科会」)との共催にて開催いたします。東日本地区はもちろん、中部地区、西日本地区からの参加も歓迎いたします。(会場入構申請とZoom情報連絡のため、事前申込制です。)

【日時】:2023年12月9日(土) 14:00~17:00
【開催形式】:ハイブリッド形式

<対面>:チエル株式会社 チエルーム<定員30名>
(品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー22F)
<オンライン>:Zoom<定員100名>(前日までにZoom情報送付予定)

【申込】:こちらのURLからお申込みください。どなたでも全国からご参加いただけます。
https://forms.gle/eyUGPws2tmz8vGas9
  
【締切】:11/26 (日)(対面)・12/6 (水)(オンライン)
※定員に達した場合締切

【会費】:無料(会員・非会員共)

【連絡先】:畠山 由香子 [日本メディア英語学会理事、お茶の水女子大学講師]
   hatakeyama.yukako[a]ocha.ac.jp (※アットマークに変更して下さい)

第1部:会員発表(14:00-15:00)

発表者:北村 友宏会員

発表題目:「英語のスキル向上を求めているのはどのような学生か?計量分析を用いた生徒像の解明」

要旨:本発表では、計量分析の手法を用いて、どのような学生が英語の会話や読み書きなどのスキルを向上させたいと望んでいるのかを明らかにする。生徒本人およびその母親に着目して分析を行うことで、親子間での期待の一致や乖離の影響に関しても分析を行っていく。英語のスキル向上を望む生徒像を明らかにすることは英語教育のあり方を議論する上でも重要な示唆を与えるものとなると考えられる。

発表者プロフィール:
北村 友宏(きたむら ともひろ)
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程在籍。同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。
社会階層論、計量社会学、教育社会学を専門とする。
現在、社会階層論の立場から日本における教育機会の不平等について研究を行っている。

賛助会員によるライトニングトーク・休憩 (15:00-15:30)

第2部:講演 (15:30-17:00)

講演者:鳥飼 玖美子氏(立教大学名誉教授)

発表題目:「NHK英語教育番組での25年を振り返って」

要旨:NHKのテレビ番組(放送メディア)にて、足かけ25年にわたり、放送英語教育に関わった経験を振り返る。これまでに携わった各番組のコンセプトについて紹介すると共に、英語教育の観点からどのような工夫がなされているのか、監修・講師として番組にどのような助言や提案をしているのかなど、番組作成の裏話もお伝えする。1時間30分の講演の内、30分は質疑応答の時間として、参加者からの質問にお答えする場としたい。

講演者プロフィール:
鳥飼 玖美子(とりかい くみこ)

立教大学名誉教授。専門は、英語教育学、通訳翻訳学、異文化コミュニケーション学。
大学在学中から同時通訳者として活躍し、アポロ11号月面着陸生中継の同時通訳を担当。その後大学教員に転じ、東洋英和女学院大学教授を経て、1997年から立教大学教授。
「ニュースで英会話」「世界へ発信!SNS英語術」「太田光のつぶやき英語」など、NHKの英語教育番組の監修や出演は足掛け25年に及ぶ。

「歴史を変えた誤訳(新潮文庫)」「通訳者たちの見た戦後史ー月面着陸から大学入試まで(新潮文庫)」「異文化コミュニケーション学(岩波新書)」「よくわかる英語教育学(著者代表、ミネルヴァ書房)」ほか著書多数。また、「やっぱり英語やりたい(幻冬舎新書)」を11/29に刊行予定。時事英語学会(日本メディア英語学会の前身)元副会長。

第13回 定時社員総会のご案内

2023年10月29日(日)に第13回定時社員総会を開催します。

日時:2023年10月29日(日)12時10分〜13時10分
会場:ハイフレックス形式開催
(*対面会場:近畿大学 18号館 中棟 2階 演習室18-C206・207)

議案書はこちらです。

*学会誌や会費の納付書に同封している委任状(議決権行使書)のはがきは、期間が短く申し訳ございませんが 10月25日(水) 必着で返信いただきますようお願いします。
(※オンライン参加用のURLは25日以降ご案内いたします。

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ご確認の上、ぜひご入会ください。