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中部地区第72回研究例会のご案内

中部地区では、下記の通り第72回研究例会を開催します。皆様のご参加をお待ちしています。

 

【日時】 2018年12月9日(日)14:00-17:00

 

【会場】愛知淑徳大学星ヶ丘キャンパス1号館5階

 *地下鉄東山線「星ヶ丘駅」(3番出口)から東山通りを北に徒歩5分程度

 

【参加費】 会員・非会員ともに無料

 

【内容】

第1部 研究発表(14:00-15:00)

石上文正会員(人間環境大学名誉教授)

「『神話』としての大統領就任演説にみられるトランプ大統領の“型破り”」

第2部 招待講演(15:15-16:45)

吉枝道生氏(中日新聞社会部長・元ニューヨーク支局長)

「ドナルドとエルモ~米国の移民取材から」

 

 

【発表要旨】

アメリカ大統領の就任演説には、慣例的な要素が含まれ、かなり定型化されているという。発表者は、2018年10月の年次大会で、「N. グッドマンの『世界制作』理論の紹介と応用――オバマ大統領とトランプ大統領の世界制作について」と題した発表において、この点を確認した。そして、結論として、オバマ大統領の就任演説は従来型であり、それを「神話」として結論づけた。いっぽうのトランプ大統領の就任演説には、従来の神話性がみられず、これを「削除」したと考えることができるという結論も得た。つまり、この点において、トランプ大統領は“型破り”である。

今回の発表では、なぜ従来の定型的就任演説は「神話」なのか、その機能はいかなるものなのか。では、トランプ大統領の「神話」の否定=削除は、なにを意味しているのであろうか。この点について、社会学者のバーガーとルックマン(1977)とバーガー(1979)などの社会学的知見を用いて考察する。

 年次大会での発表は、ディスコース分析であったが、今回は社会とことば、社会とディスコースの関係についての研究という位置づけである。

 

参考文献

バーガーとルックマン(1977)、(山口節郎訳)『日常世界の構成――アイデンティティと社会の弁証法』東京:新曜社

バーガー、P.L. (1979)(薗田稔訳)『聖なる天蓋――神聖世界の社会学――』東京:新曜社

 

 

「ドナルドとエルモ~米国の移民取材から」(ニューヨーク特派員時代の取材経験)

【講師紹介】

吉枝道生(よしえだ・みちお)氏

1967年生まれ。1990年国際基督教大卒、中日新聞社入社。中日新聞社会部、東京新聞社会部などの記者を経て、2007-10年マニラ支局長、2013-15年ニューヨーク支局長。現在は中日新聞社会部長

 

*なお、例会終了後、懇親会(会費4,000円程度)を企画しております。予約の都合上、参加をご希望の方は、事前に宮原(下記連絡先)までご連絡をいただけますと助かります。

 

【問い合わせ先】

宮原淳(岐阜聖徳学園大学)(email: miyahara@gifu.shotoku.ac.jp)

 

教員公募のお知らせ(広島修道大学)

日本メディア英語学会 会員各位

以下の教員公募がございます。詳細は下記URLをご参照ください。

【広島修道大学】
担当科目:国際ビジネスコミュニケーション及び英語リスニング
採用職名:准教授又は助教
採用時期:2019年4月1日
応募締切:2018年12月17日(月)午後5時 必着
公募URL :
http://www.shudo-u.ac.jp/information/nvu9p700000289yj.html

Newsletter No.134のご案内

Newsletter No.134を発行致します。
別途、会員用のメーリングリストでも配信致します。

JAMES Newsletter #134
*会員用メーリングリストのお問い合わせは

office[at]james.or.jp


までお願い致します。日本メディア英語学会 NL編集委員・本部事務局

 

第8回 定時社員総会議案書のご案内

10月21日(日)に開催される第8回定時社員総会の議案書は下記のとおりです。

第1号議案:こちら
第2号議案:こちら
第3号議案:こちら
第4号~11号議案:こちら

※往復はがきで送付しています委任状(議決権行使書)は10月12日(金)必着で返信いただきますようお願い致します。

第8回(通算第60回)年次大会プログラムのお知らせ

第8回(通算第60回)年次大会プログラムのお知らせ

一般社団法人日本メディア英語学会(JAMES)第8回年次大会予告・研究発表/実践報告募集
(旧 社団法人日本時事英語学会 通算第60回年次大会)

■開催日時:2018年(平成30年)10月20日(土)14時~17時, 10月21日(日)10時~17時
*通算第60回の記念大会として2日間で開催します。会員の研究発表・実践報告は2日目の21日(日)に行います。

大会テーマ:「メディア英語と現代日本社会」

大会1日目
特別講演:田中茂範氏(ココネ言語教育研究所ディレクター。慶応義塾大学名誉教授)
シンポジウム:阿部一氏(英語総合研究所所長。元獨協大学外国語学部及び同大学院教授)、帯野久美子氏(インターアクト・ジャパン社長。元和歌山大学理事・副学長)、田中茂範氏(ココネ言語教育研究所ディレクター。慶応義塾大学名誉教授)

大会2日目
基調講演:高田和典氏(ブルームバーグ東京支局長)

プログラム:こちら

会場:東京学芸大学 北講義棟(N棟)
(〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1)

交通アクセス:こちら

キャンパスマップ:こちら

2017年度期 夏季セミナー開催の報告

2018年9月7日に関西大学 千里山キャンパスで開催された今年度のJAMES夏期セミナーが盛況のうちに終了いたしました。今年は、日本通訳翻訳学会(JAITS)と合同で開催されました。そもそも今回の企画は、2012年に合意された学会間の学術交流協定に基づいています。その協定は、双方の学会員が、セミナーの共同開催など幅広く学術的に交流をし、学術研究の発展に貢献することを目的としています。

 第1部では、テーマ「今後のメディア英語研究と通訳翻訳研究の展望」のもと、本学会からは、歴代の会長または現会長の、石上文正名誉会員(人間環境大学)、相田洋明会員(大阪府立大学)、船山仲也名誉会員(神戸市外国語大学)がご登壇されました。石上会員は、時代の変遷や翻訳技術の進化を踏まえ、英語教育の意義や今後の位置づけとメディア英語研究の展望についてお話をされました。相田会員は、JAMESのこれまでの歴史と学会誌に掲載された研究の傾向、学会の今後の展望についてお話をされました。船山会員はJAMESとJAITS両学会の会長を務めてこられたご経験から、両学会の発展やそれぞれの良さについてお話をされ、両学会の今後の実のある交流について言及されました。

第2部では、テーマ「メディア通訳翻訳とメディア英語の実務と研究課題」のもと、JAMESからは金井啓子会員(近畿大学)がご登壇されました。金井副会長は、通信社勤務のご経験とニュース翻訳の現場と課題についてお話をされました。その後、放送通訳シンポジウムとセミナーがつづき、日本の放送通訳の歴史と現状、現場の通訳者・翻訳者が直面される訳出の課題など、臨場感のあるお話を伺うことができました。

ご登壇いただいた会員の先生方、ご参加・ご協力いただいた関係者のみなさまにお礼を申し上げます。

masafumi ishigamikaicyouchuta funayamakeiko kaknai

“Media, English and Communication”第8号(通巻第57号)発刊のご案内

[基調講演]
トランプ大統領とメディア
 西山 誠慈……………………………………………………………………………………………………….1

[研究論文]
Trump’s Immigration Policy and the (non-) Meaning on Language
 David Toohey………………………………………………………………………………………………….7

[招待論文]
より深く、より高く読むために―世界政策と学術的視点を用いて
 石上 文正……………………………………………………………………………………………………..29

2017年度期 夏季セミナー参加者募集のお知らせ(更新)

今年度のJAMES夏季セミナーについて、今年は日本通訳翻訳学会と共同開催で開催いたします。

内容は、メディアの観点から通訳・翻訳行為を考える、という講演・シンポジウムです。詳細は次の通りです(申込締切:2018810日(金)

日時: 201897日(金) 11301730

場所:関西大学千里山キャンパス(最寄り駅:阪急線「関大前」

   ​​http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/mapsenri.html

  100周年記念館 ホール2

   ​​http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/institution.html

内容:

【第1部】11301300 「今後のメディア英語研究と通訳翻訳研究の展望」

 日本メディア英語学会:石上文正(人間環境大学/元会長)

            相田洋明(大阪府立大学/現会長)

 日本通訳翻訳学会:船山仲他(神戸市外国語大学/両学会元会長)

          水野 的(青山学院大学/現会長)

【ランチ懇親会】13001500 (学内レストラン チルコロ

【第2部】15001730

「メディア通訳翻訳とメディア英語の実務と研究課題」

 金井啓子(近畿大学) 司会:福本明子(愛知淑徳大学)

 <<放送通訳シンポジウム>>

 司会:稲生衣代(青山学院大学)

 水野 的(青山学院大学):黎明期の英日放送通訳

 鶴田知佳子(東京外国語大学):英日放送通訳

 奥山奈穂子(会議通訳者・放送通訳翻訳者):ニューズライティング

 石黒弓美子(会議・放送通訳者):日英放送通訳

【第1部・趣旨】

それぞれの学会の歴代会長2名から、メディア英語研究と通訳翻訳研究の今後の展望について、両学会員へむけてお話をしていただきます。異なる視点を共有しつつ、一緒に切磋琢磨する雰囲気になれば、と願っています。

【第2部・趣旨】

テレビ局や通信社で実務を経験された先生方にご登壇いただき、実務家の視点から見た「メディア通訳翻訳とメディア英語」についてお話いただきます。

日本メディア英語学会からは金井先生にご登壇いただき、ロイター通信社での記者・エディター・ニュース翻訳者の実務経験から、海外の報道機関が報じる英文記事を日本語に翻訳する現場がどのように動いているのか、そしてどのような課題を抱えているのかを議論していただきます。可能な限り、複数の報道機関における現在の様子を取り入れてお話くださる予定です。

日本通訳翻訳学会からは、「放送通訳シンポジウム」の枠を設け、稲生先生に司会をしていただき、英日・日英の通訳についてNHKその他のテレビ局で実務経験豊富な4名の先生方から多角的に議論していただきます。1980~90年代の黎明期の英日放送通訳、現在の英日放送通訳、英文ニューズライティング、日英放送通訳がテーマです。

企画運営・司会:福本明子(愛知淑徳大学)、河原清志(関西大学)

参加費:会員は一般・学生とも2,000円(ランチ懇親会費含む)

    非会員一般3,000円、非会員学生2,500円(ランチ懇親会費含む)

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会場の席数に限りがあります。ご参加希望の方は、以下のメールアドレスまでお早めにご連絡ください(先着順)。

afkmtアットマークasu.aasa.ac.jp

メールのタイトルと本文は、以下のようにお願いいたします。ご参加をお待ちしています。

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メールタイトル:プレ・カンファレンス講義申込:〇〇〇〇(お名前を記入)

メール本文:

 (1)氏名

 (2)所属

 (3)一般会員/学生会員/一般非会員/学生非会員の別

 (4)連絡先メールアドレス

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お申し込み後、不参加の場合は、必ず91日までに、福本afkmtアットマークasu.aasa.ac.jpまでご連絡下さい。ランチ懇親会の人数を確定するためです。

平成29年度第3回理事会

日時:平成30年7月15日(日)12時~17時

会場:東京学芸大学 南講義棟(通称S棟)2階S201教室

出席理事: 相田洋明  関根紳太郎  金井啓子  久保田絢  高木佐知子  吉原学

石原知英  稲永知世   福本明子  臼倉美里   南部匡彦

出席監事: 河原清志  井上彩

(以上、敬称略)

 

議案:
[審議事項]

 

1) 第2回理事会議事録承認(金井理事)

2) 会員異動の承認(臼倉理事)

3) 第8回(通算60回)年次大会(吉原理事)

  大会準備の進捗状況

  大会プログラム

  大会発表・報告者の審査結果

4) 社員総会の議案 (金井理事)

5) 第8回社員総会資料の確認(臼倉理事)

6) 郵送セットの確認(臼倉理事)

7) 平成29年度夏季セミナー開催(福本理事)

8) 名誉会員(臼倉理事)

9) 学会賞(臼倉理事)

10) 第9回年次大会開催校(金井理事)

11) 学会誌第8号(高木理事)

12) NL等広報関係報告(金井理事)

13) 経理報告(関根理事)

14) 社会連携活動(南部理事)

15) 新規賛助会員(スタディプラス株式会社)の承認(吉原理事)

16) 新役員候補者の選出(臼倉理事)

17) 第4回理事会開催の確認(金井理事)

18) その他

 

※本理事会では、年次大会会場校(東京学芸大学)の内覧が予定されています。

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別途、会員用のメーリングリストでも配信致します。

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*会員用メーリングリストのお問い合わせは

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