6月, 2017年
NHKアーカイブス学術利用のご案内
更新日:2017年06月13日
会員各位
NHKアーカイブス学術利用につきましてご案内いたします。
ご興味のある方は、下記ご確認の上、直接申請してください。
★「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2017年度第3回募集
NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの
参加研究者を募集しています。
公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局の
専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。
○第3回閲覧期間 2017年9月~11月 (1組 20日間まで利用可)
○募集対象者 大学または高等専門学校、公的研究所に所属する職員・研究者、大学院生
○募集締切 2017年6月30日
○募集研究数 放送博物館 6件、大阪放送局 3件
応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
Newsletter No.130 のご案内
更新日:2017年06月10日
Newsletter No.130を発行致します。
別途、会員用のメーリングリストでも配信致します。
*会員用メーリングリストのお問い合わせは
office@james.or.jp
までお願い致します。日本メディア英語学会 NL編集委員・本部事務局
中部地区第69回研究例会(7月2日@愛知大学)
更新日:2017年06月01日
中部地区では、下記の通り第69回研究例会を開催します。
多数の方のご参加をお待ちしています。
【日時】 2017年7月2日(日)14:00-17:00
【会場】愛知大学名古屋キャンパス 3階 L301教室
*名古屋駅より名駅通を南下(徒歩15分程度)、またはあおなみ線ささしまライブ駅より徒歩すぐ
【参加費】 会員・非会員ともに無料
【発表】
第1部 研究発表(14:00-15:00)
石上文正会員(人間環境大学名誉教授)
「ジャンル、ディスコース群、スタイルの3相における3構造の類似性とその構造化について」
第2部 招待講演(15:15-16:45)
伊佐地恒久先生(岐阜聖徳学園大学)
「英語教育における発問を用いたクリティカル・リーディングの指導」
【発表要旨】
「ジャンル、ディスコース群、スタイルの3相における3構造の類似性とその構造化について」
石上文正会員(人間環境大学名誉教授)
文章(ディスコース、テクスト)には、さまざまな相が認められる。批判的ディスコース分析研究家のフェアクラフは、「ジャンル」、「ディスコース群」、「スタイル」を重要な相と考えている。フェアクラフは、ジャンルは、特定の方法でテクストの全体的構造を決定すると述べており、この点について『日本経済新聞』の「春秋」と「社説」の分析を通して考察した。二つのテクストそれぞれにおけるジャンル、ディスコース群、スタイルの3構造を比較した結果、それらの間には類似した構造が存在しているという発見があった。このことから、ジャンルが、テクストを構造化する可能性が否定できないことが示唆される。
「英語教育における発問を用いたクリティカル・リーディングの指導」
伊佐地恒久先生(岐阜聖徳学園大学)
PISA調査では、日本の生徒は、テキストに書かれている「情報の取り出し」と比べ、「テキストの解釈」や「熟考・評価」の力が弱いと報告されている。この結果を踏まえ、学習指導要領において、すべての教科で「テキストの解釈」や「熟考・評価」の力を高める必要性が示され、その重要な方策としてクリティカル・リーディングが挙げられた。本発表は、英語教育におけるクリティカル・リーディングの指導について述べる。「事実発問」、「推論発問」、「評価発問」の3種類の発問を活用し、学習者の読みを深めることに加えて、批判的思考力を育成する指導について検討する。
*なお、例会終了後、講師を招いての懇親会(名古屋駅前、会費5,000円程度)を企画しております。予約の都合上、参加をご希望の方は、事前に石原(下記連絡先)までご連絡をいただけますと助かります。
【問い合わせ先】
石原知英(愛知大学)(Email: tishiha[a]vega.aichi-u.ac.jp)
[a] を@ に変えてお送りください。