地区研究例会とは

本会の地区ごと行われる研究例会は以下の通りです。
各研究例会の活動等についての詳細はそれぞれの地区代表者にご連絡下さい。

<東日本地区>

地区長 吉原学

幹事:畠山由香子会員、加藤貴之会員、北村友宏会員、藤牧新会員、中村俊佑会員、桝原克巳会員

<中部地区>

地区長 石原知英

幹事:樗木勇作会員、福本明子会員、久保田絢会員、井上彩会員

<西日本地区>

地区長 稲永知世

幹事:仲西恭子会員、花井晶子会員

地区活動報告書オンラインフォーム

研究例会 - What's new

東日本地区第97回研究例会のご案内

更新日:2017年11月08日


会員の皆様

第97回東日本地区研究例会を開催いたします。
詳細は添付ファイルをご欄下さい。下記に概要のみ転記いたします。
どうぞ奮ってご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。

————-

日時: 2017年12月9日(土)14:00-17:00
会場: 株式会社いいずな書店
〒110-0016 東京都台東区台東1-32-8 清鷹ビル4F
交通アクセス: ①秋葉原駅(JR)昭和通り口から徒歩9分・750m
http://www.iizuna-shoten.com/html/modules/system2/index.php?id=15%22
②御徒町駅(JR)北口から徒歩11分・850m
http://www.iizuna-shoten.com/html/modules/system2/index.php?id=16
③末広町駅(東京メトロ)1番出口から徒歩7分・550m
http://www.iizuna-shoten.com/html/modules/system2/index.php?id=17
会費: 会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)

第1部:研究発表(14:00-15:20)
発表者:大坪 久子 会員 (Lego Serious Play Facilitator、昭和女子大学大学院 後期博士課程文学言語学専攻)」
発表題目:“LEGO® SERIOUS PLAY® Learning Strategies to Promote High School Students’ Speaking Ability”

要旨:The purpose of this research is to identify an effective way for English teachers in Japan to promote English as a lingua franca for current and future generations of Japanese learners of English at high school. Central to this research is an attempt to clarify key aspects of applying LEGO® SERIOUS PLAY® learning strategies to promote high school students’ speaking ability.
     In recent decades, the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) has attempted to reform high school English education. Yet the average students’ communicative competence has not improved. The goals of improving the students’ communicative ability, which are admirable in theory, have in most cases not been realized in practice. This suggests that more than cosmetic reforms are required. What is needed is a complete rethinking of the way English is learned and taught.

プロフィール:
1974 Graduated Seinan Gakuin University with a Bachelor’s Degree in English literature.
1974 Scientific technical translation in Fukuoka municipal water research institution
 1975 Volunteer interpreter at the World Youth Association (Sekai Seishounen Kouryuu Kyoukai) in Tokyo for almost 10 years, working in England, China, Malaysia and European countries.
1985 Began 25-year career as a high school English teacher in Saga Prefecture.
1998 Selected for a Monbusho overseas study scholarship at Minnesota University.
2016- Awarded a Master’s Degree in Education by Saga University.
Licensed as a Lego Serious Play Facilitator, attending workshops in Singapore and Denmark.
- Commenced Doctoral course in Literature Linguistics at Showa Women’s University.
- Received the incentive prize by English Phonetics Society in Japan(EPSJ) held at Waseda University.
– Attended facilitators’ workshops of LEGO SERIOUS PLAY Community Meeting in Singapore, Denmark.
2017 Attended facilitators’ workshops of LEGO SERIOUS PLAY Community Meeting in Tokyo, Japan.


第2部:招待講演(15:30-17:00)
講演者:菅井 幸子氏 (株式会社イーオン 法人部 学校教育課 教務コーディネーター)
講演題目:「イーオンと学校教育:今までとこれから」

要旨:来年で創業45周年を迎える民間の英会話スクール、株式会社イーオンは、長年培ってきた【英語で英語を教える】指導ノウハウを、公教育の指導現場に還元すべく、2015年に、法人部 学校教育課を新設しました。 以来、どのような形で学校教育と関わっているか、これからどのように関わっていくかを、研修プログラム制作の教務的な責任者の立場から、ご参加の皆さんと共有できたらと思います。イーオン学校教育課の今までの活動と今後の展望や課題、そして小・中・高の先生方が抱える悩みなども共有し、子どもたちの未来のためにできることを一緒に考えていきたいと思います。

プロフィール:菅井 幸子(すがい さちこ): 株式会社イーオン 法人部 学校教育課 教務責任者。1998年、イーオンのインストラクターとして入社。東日本のイーオンスクール数校で教務主任として勤務した後、2004年より、外国人教師の採用担当リクルーターとしてアメリカ・ロサンゼルスに赴任。2007年より、東京本社 教務課トレーナーとして、イーオン教師の育成に従事。スポークスパーソンの石原さとみさんの指導担当者の1人でもある。2015年3月より現職。全国の教育委員会での小・中・高教員向けの英語教科指導研修や英語力向上研修プログラムの作成並びに指導を担当しているかたわら、高校生や大学生、大学職員向けの英語検定試験対策講座などのカリキュラム作成、指導も行なっている。

連絡先:吉原 学[日本メディア英語学会東日本地区長、東京経済大学]
manabicreation@gmail.com
—————-  

日本メディア英語学会事務局
office@james.or.jp

第124回西日本地区例会のお知らせ

更新日:2017年08月03日


第124回西日本地区例会プログラム

下記の通り、第124回西日本地区例会を開催いたします。どうぞ奮ってご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。

日時:2017年8月30日(水)
13:30~16:30(13:00受付開始)
場所:佛教大学二条キャンパスN1-211
   http://www.bukkyo-u.ac.jp/about/access/nijo/
   〒604-8418 京都市中京区西ノ京東栂尾町7
参加費:無料(予約不要)

シンポジウム
認知言語学を応用した多義語(英語)教育の可能性

13:30〜14:20 多義語(英語)教育におけるアニメーションの活用
辻本智子(大阪工業大学)

14:20〜15:00 多義がわかる新しい辞書アプリを目指して
宮畑一範(大阪府立大学)

(5分休憩)

15:05〜15:45 知られざるメタファーとシミリーの関係
瀬戸賢一(佛教大学)

(15分休憩:質問シート回収)

16:00〜16:30 総括・質疑

【発表要旨】
多義語(英語)教育におけるアニメーションの活用
辻本智子(大阪工業大学)

認知言語学の概念をとりいれ、多義語の包括的記述を試みた辞典として『英語多義ネットワーク辞典』(小学館,2007)がある。ただ、内容は専門家向けとなり、残念ながら教育現場で活用できる性質のものではなかった。この辞書の成果をなんとか教育的にも活用することはできないか。この想いから、中学生向け教材の開発プロジェクトを立ち上げた。開発においては、1)専門用語を使わないこと、2)スキーマ図に基づくアニメーションの作成、3) 現場の先生方に役立つ「指導上のポイント」の執筆を主たる柱としたが、なかでもアニメーションの作成に注力している。本発表では、through を例として認知言語学的多義語分析から多義語教材への変換過程をご紹介したい。

多義がわかる新しい辞書アプリを目指して
宮畑一範(大阪府立大学)

多義語の多義を記述するということは、その語が担う意味の全体像(複数の語義間のつながり全体)を提示することである。これは、多品詞にわたる大規模な多義語にも当てはまる。しかし、この全体像を紙面媒体で示すには限界がある。とくに大規模な多義語の全体像を記述するためには、紙面の制約から解き放たれる必要がある。そこで、iPadのようなタブレット型端末で表示することを念頭に置いて、多義の全体像を多品詞にわたる語義間の関係も含めて俯瞰的に把握することができ、かつ、従来型の辞書が提供してきた情報も不足なく提示できるような新しい辞書アプリの実現に向けての展望を語る。その中で、電子媒体を選択するひとつのメリットとして、動画データの活用についての可能性も取り上げる。

知られざるメタファーとシミリーの関係
瀬戸賢一(佛教大学)

 メタファーとシミリーは機能的にどのように異なるのか?
 まずメタファーの観点から「時間とは何か?」に迫る。〈流れ〉と〈お金〉が時間を理解するための基本的な言語素材であることを明らかにし、とくに《時は金なり》の概念メタファーの社会・文化的問題点を検討する。そのうえで、新しい時間のメタファーを提案する。
 次に比喩体系のなかで、シミリーがいかなる役割を果たすのかを、とくにメタファーと対比させて考える。シミリーは、「のように」「に似て」などによって合図されるが、認知的にはメタファーほど掘り下げて考察されていない。それほど面白みのない表現パタンなのだろうか。シミリー独自の存在意義を論じる。

問い合わせ先:
稲永知世(西日本地区長)
(milkywayooo129@hotmail.co.jp)

中部地区第69回研究例会(7月2日@愛知大学)

更新日:2017年06月01日


中部地区では、下記の通り第69回研究例会を開催します。
多数の方のご参加をお待ちしています。

【日時】 2017年7月2日(日)14:00-17:00

【会場】愛知大学名古屋キャンパス 3階 L301教室
*名古屋駅より名駅通を南下(徒歩15分程度)、またはあおなみ線ささしまライブ駅より徒歩すぐ

【参加費】 会員・非会員ともに無料

【発表】
第1部 研究発表(14:00-15:00)
石上文正会員(人間環境大学名誉教授)
「ジャンル、ディスコース群、スタイルの3相における3構造の類似性とその構造化について」

第2部 招待講演(15:15-16:45)
伊佐地恒久先生(岐阜聖徳学園大学)
「英語教育における発問を用いたクリティカル・リーディングの指導」

【発表要旨】
「ジャンル、ディスコース群、スタイルの3相における3構造の類似性とその構造化について」
石上文正会員(人間環境大学名誉教授)
文章(ディスコース、テクスト)には、さまざまな相が認められる。批判的ディスコース分析研究家のフェアクラフは、「ジャンル」、「ディスコース群」、「スタイル」を重要な相と考えている。フェアクラフは、ジャンルは、特定の方法でテクストの全体的構造を決定すると述べており、この点について『日本経済新聞』の「春秋」と「社説」の分析を通して考察した。二つのテクストそれぞれにおけるジャンル、ディスコース群、スタイルの3構造を比較した結果、それらの間には類似した構造が存在しているという発見があった。このことから、ジャンルが、テクストを構造化する可能性が否定できないことが示唆される。

「英語教育における発問を用いたクリティカル・リーディングの指導」
伊佐地恒久先生(岐阜聖徳学園大学)
PISA調査では、日本の生徒は、テキストに書かれている「情報の取り出し」と比べ、「テキストの解釈」や「熟考・評価」の力が弱いと報告されている。この結果を踏まえ、学習指導要領において、すべての教科で「テキストの解釈」や「熟考・評価」の力を高める必要性が示され、その重要な方策としてクリティカル・リーディングが挙げられた。本発表は、英語教育におけるクリティカル・リーディングの指導について述べる。「事実発問」、「推論発問」、「評価発問」の3種類の発問を活用し、学習者の読みを深めることに加えて、批判的思考力を育成する指導について検討する。

*なお、例会終了後、講師を招いての懇親会(名古屋駅前、会費5,000円程度)を企画しております。予約の都合上、参加をご希望の方は、事前に石原(下記連絡先)までご連絡をいただけますと助かります。

【問い合わせ先】
石原知英(愛知大学)(Email: tishiha[a]vega.aichi-u.ac.jp)
[a] を@ に変えてお送りください。

東日本地区第96回研究例会

更新日:2017年04月29日


東日本地区第96回研究例会

今回の東日本地区研究例会は、株式会社いいずな書店様のご協力を頂き、開催の運びとなりました。下記ご参照のうえ、どうぞ奮ってご参加いただけますようここにご案内申し上げます。

日時: 2017年6月10日(土)14:00-17:00

会場:株式会社いいずな書店

            〒110-0016 東京都台東区台東1-32-8 清鷹ビル4F

交通アクセス

①秋葉原駅(JR)昭和通り口から徒歩9分・750m

http://www.iizuna-shoten.com/html/modules/system2/index.php?id=15%22

②御徒町駅(JR)北口から徒歩11分・850m

http://www.iizuna-shoten.com/html/modules/system2/index.php?id=16

③末広町駅(東京メトロ)1番出口から徒歩7分・550m

http://www.iizuna-shoten.com/html/modules/system2/index.php?id=17

会費:会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)

 

第1部:研究発表(14:00-15:20)

発表者:小林ゆみ 会員 (テンプル大学講師)

発表題目:「国内留学から見た高大接続 – テンプル大学ジャパンキャンパスの事例」

要旨: 文部科学省は2008年に「留学生30万人計画」を2020年をめどに策定し、その後世界レベルの教育研究支援の為2014年に「スーパーグローバル大学大学創成支援」事業を推進している。そうした背景下で、テンプル大学ジャパンキャンパスにおける高大接続、プログラム、サポート等の取り組みを「国内留学」の視点で紹介し、(参加者と共に)考察する。

プロフィール:小林ゆみ(こばやしゆみ)

小林ゆみ テンプル大学ジャパンキャンパス アカデミックアドバイザー・Bridge Program講師。豪州クイーンズランド大学心理学部卒、オーストラリアカトリック大学社会科学部修士課程(カウンセリング)を修了。大学院在学中より心理士としてカウンセリングに従事(専門:異文化適応カウンセリング)。日本帰国後、英会話学校、専門学校、短期大学等にて英語教育、J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)指導者として勤務。

 

 

第2部:招待講演(15:30-16:50)

講演者:Muneo Jay Yoshikawa, Ph.D. (吉川宗男ハワイ大学名誉教授)

講演題目:「最新ICT技術が導入された21世紀型の英語教育における教師の役割とは…」

要旨: 現在、コンピュータを利用した語学学習(Computer Assisted Language Learning)そしてモバイル機器を利用した語学学習(Mobile Assisted Language Learning)に見受けられるように、最新のICT技術を利用する教育が本格的に導入されようとしています。また、文部科学省は、2020年までにすべての小中学校にデジタル教科書を配布することを目標にしている。このような、学習のデジタル化が急速に進む中で、教師はどのようなスキルを求められ、そしてどのような役割を担うことになるのであろうか。今回は、この21世紀型の英語教育に求められる教師像とは何かを色々な角度から捉え、皆さんと一緒に考えて見たいと思う。

プロフィール:Mr. Muneo Jay Yoshikawa(ムネオ ジェイ ヨシカワ)

 ハワイ大学では約35年教鞭をとり、1997年に退官、アメリカ国籍(日本在住)。現在ハワイ大学名誉教授、IMGS国際メンターシップグラジュエイトスクール(日本)学長。ハワイ大学ビジネススクールと日米経営科学研究所(ハワイ)合同元MBAプログラムの教授。また、慶応義塾大学藤沢キャンパスをはじめ、多くの日本の大学でも教鞭をとったこともある。専門分野は人間学(統合哲学)、経営哲学、異文化ビジネコミュニケーション論、リーダーシップ論、メンター学等幅広い。独自のメビウス論を基に、経営の分野、教育の分野、健康の分野、環境の分野などの幅広い分野で活躍、特に最近では大学院の経営に携わる一方、日本企業のみならず、多国籍企業向けのリーダーシップ研修、マネジメント研修、メンター育成研修などを積極的に行っている。さらに、現在何社かの経営コンサルタントも行っている。日本での著書としては、「出会いを哲学する:人生を豊かにするメビウスの原理」や「異文化間コミュニケーション:文化摩擦の解消のいとぐち」などがある。賞には、ハワイ大学最優秀ティーチング賞やアルバート・シューバイツアー賞などがある。

 

連絡先:吉原 学[日本メディア英語学会東日本地区長、東京経済大学]

                 manabicreation@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第123回 西日本地区例会のお知らせ(更新)

更新日:2017年03月10日


日時:2017年4月8日(土)14:00~17:00(13:30受付開始)

場所:関西外国語大学中宮キャンパス1号館2階1205教室
http://www.kansaigaidai.ac.jp/access/
〒573-1001 大阪府枚方市中宮東ノ町16-1

参加費:無料(予約不要)

第1部:三分科会紹介(14:00~14:30)
メディア英語談話分析研究分科会、ビジネス英語文化研究分科会、メディア英語教授法・教材研究分科会の活動紹介。

 第2部:研究発表(14:45~17:00)
■【発表1 メディア英語談話分析研究分科会】(14:45~15:45)
■発表者:
渡部敬子会員(山梨県立北杜高等学校講師)
石上文正会員(人間環境大学名誉教授)
冨成絢子会員(北海道大学大学院准教授)

■発表題目:「トランプ氏の勝利とSNS:批判的ディスコース分析の観点から」
■発表要旨:批判的ディスコース分析の理論的支柱の一人であるTeun van Dijk(1996)は、パワー(権力)とディスコースへのアクセス可能性の違いについて論じ、権力やアクセスの差がもたらす不平等を指摘している。しかしながら当時と比べ現在は、情報環境が大幅に変化し、権力とアクセスの関係にも影響を与えたのではないかと考えられる。本発表では、こうした変化や影響の象徴的な事例として2016年アメリカ大統領選挙でのトランプ大統領の誕生を取り上げ、トランプ氏のツイッターに注目する。ツイッターを権力とアクセスの観点からどのように捉えられるのか、またその特徴がどのようにトランプ氏の勝利へとつながったのかを考察する。

参考文献:van Dijk, T. A. (1996) ‘Discourse, power and access,’ in C. R. Caldas-Coulthard and M. Coulthard (eds) Texts and Practices: Readings in Critical Discourse Analysis. London: Routledge.

■【発表2 メディア英語教授法・教材研究分科会】(16:00~17:00)
発表者:
村上裕美会員(関西外国語大学短期大学部准教授)
稲永知世会員(佛教大学特別任用教員(講師))
塩見佳代子会員(立命館大学教授)
中島美智子会員(関西外国語大学短期大学部准教授)
中野三紀会員(大阪大学大学院)

■発表タイトル:「映画を用いた教授法研究」
発表要旨:メディア英語教授法・教材研究分科会では今年度から、映像を用いた教授法研究を行っています。毎回、参加メンバーが独自の視点から授業において映像を活用する手法を、教育効果を上げる目的でデザインされたフォーマットに沿って紹介し、参加者と教育効果を検討しています。本発表では、村上裕美がデザインしたフォーマットの意義について説明し、実際の教授法を稲永知世はキャリア教育、塩見佳代子はスポーツビジネス、中島美智子はスピーチに見るポライトネス、中野三紀は文法学習と、各人の視点から4例をご紹介します。

■問い合わせ先:
稲永知世(西日本地区長)(milkywayooo129@hotmail.co.jp)

東日本地区第95回研究例会のお知らせ

更新日:2016年11月21日


東日本地区第95回研究例会

日時: 2016年12月10日(土)14:00-17:00 ※受付開始は13:30

会場: 東京都渋谷区恵比寿4-9-10 4F セミナー会場

交通アクセス: JR山手線・東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」より徒歩5分     

             (https://www.cocone.co.jp/

会費: 会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)

第1部:研究発表(14:00-15:20)

発表者: 臼倉美里会員 (東京学芸大学教育学部 講師)

発表題目: 「大学入試改革と小中高の英語教育—2020年を見据えて」

要旨: 学習指導要領の改訂や大学入試改革など、英語教育が変わろうとしている。本発表ではこれからの英語教育の方向性を見据えながら、小中高における英語教育がどのように変わっていくことが期待されているのかを考察する。

プロフィール: 臼倉美里(うすくらみさと):日本メディア英語学会 選挙管理委員長・本部事務局補佐。昭和女子大学英米文学科卒。大学卒業後に都立高校教諭として5年間勤務。その間、東京学芸大学大学院修士課程(教育学)を修了。引き続いて博士課程を修了。博士課程在学中に都立高校を退職。その後は大学および高校での非常勤講師を経て現職に至る。専門は英語教育学。研究分野はリーディングで、特に文章理解における明示的知識の必要性、単文理解速度の重要性などに焦点を当てている。近著に、『Reading Steps ステップアップ 英文読解と基本文法』(金星堂)、『English Switch ストーリーで学ぶ 大学基礎英語とTOEIC®テスト頻出語彙』(金星堂)、『English First Basic 大学英語の総合的アプローチ:基礎編』(金星堂)、『English First Starter 大学英語の総合的アプローチ: 入門編』(金星堂)、『高校英語授業を変える!』(アルク)がある。

第2部 招待講演(15:30-16:50)

講演者: 田中茂範氏(ココネ言語教育研究所 所長、慶應義塾大学環境情報学部兼大学院政策メディア研究科 教授)

講演題目:「ICTと英語教育とアクティブラーニング」

要旨: この発表では、英語教育とICTとアクティブラーニングの相互関係について原理的な考察を行うことを通して、新しい英語教育の可能性について議論します。「メディアはメッセージである」というマクルーハンと「教育は将来のためのものではなく、今を生きる生活の中に息づくものでなければならない」というデューイの考えについても見ていきます。

プロフィール: 田中茂範(たなかしげのり): 現在 ココネ言語教育研究所 所長、慶應義塾大学環境情報学部兼大学院政策メディア研究科 教授、JICA語学研修諮問委員会  座長、財団法人国際交流サービス協会 アドバイザー、ベネッセ教育総合研究所 ARCLE 理事、智学館中等教育学校・高木学園高等学校 英語教育アドバイザー。1983年 米国コロンビア大学博士課程(応用言語学)修了(教育学博士号取得)。近著に表現英文法 増補改訂版』(コスモピア)、『日常まるごと英語表現ハンドブック』(コスモピア)がある。

連絡先: 吉原学[日本メディア英語学会東日本地区長、東京経済大学]

             manabicreation@gmail.com

中部地区第68回研究例会(12月4日@愛知大学車道キャンパス)のお知らせ(*11/27追記)

更新日:2016年11月14日

*11月27日 発表概要を追記しました。

中部地区第68回研究例会を以下の要領で開催します。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

【日時】 2016年12月4日(日) 14:00-17:00

【会場】 愛知大学 車道キャンパス 11階 K1103教室
・地下鉄 桜通線「車道(くるまみち)駅」下車 1番出口から北へ徒歩1分
*いつもの名古屋キャンパスとは異なりますので、ご注意ください。

【参加費】  会員・非会員ともに無料

【研究発表】 14:00-15:30
宮原淳会員(金城学院大学)
「米メディア企業によるSNS活用の報道 −2016大統領選の事例から」

【招待講演】 15:30-17:00
宮崎新先生(名城大学)
「コミュニケーションにおける『きく』-英語教育実践からの再考」

【発表概要】
(1) 研究発表
宮原淳会員(金城学院大学)
「米メディア企業によるSNS活用の報道 −2016大統領選の事例から」
インターネットの時代、英語のメディア企業では、ビジネスモデルの変化や日刊紙の廃刊などを巡って再編が起こっている。コンテンツである英語の情報への影響は、量的には情報過多などと言われる反面で質的にはどう現れているのか。この問題意識の下、米国大統領選挙の報道に焦点を当てる。SNS、情報技術をキーワードに、メディアスタディーズの枠組みから事例をまとめる。中でもツイッターでは、報道記者による前例のない試みが見いだせる。

(2) 招待講演
宮崎新先生(名城大学)
「コミュニケーションにおける『きく』-英語教育実践からの再考」
コミュニケーションへの注目と、受動的学習の反省を受けて、教育現場でもさまざまな実践を通じた発信型の学びの活動が増えている。このように、“コミュニケーション”が教育の中に取り込まれることによる学びへの貢献は非常に大きいと言える。その一方で、「きく」という実践は「発信」の副次的なものや固定的なスキルとしてだけ捉えられやすく、十分な議論がなされていない。本発表では、英語教育実践を一例に、「きく」ことへの着目が、どのようにコミュニケーションに対する視点の再考と、学習者の自己・他者理解の内省への気付きを生む可能性も持つものであるか考察する。

+宮崎新(みやざき・あらた)先生 略歴
名城大学外国語学部国際英語学科准教授。神田外語大学外国語学部英米語学科卒業。米国ミシガン州デトロイト市、ウェイン州立大学大学院コミュニケーション学科修士課程修了(MA in Communication)。ウェイン州立大学大学院コミュニケーション学科博士課程修了(PhD in Communication)。携帯電話やスマートフォンなどニューメディアのコミュニケーション研究を行った。帰国後、名古屋外国語大学で英語教育に携わり、2016年より現職。現在の研究テーマは、コミュニケーションにおける「きく」こと、その応用として英語学習における自己・他者理解の研究。

*例会終了後には、懇親会(会費5,000円程度)を企画しております。
予約の都合上、参加をご希望の方は、事前に石原(下記連絡先)までご連絡をいただけますと助かります。

【問い合わせ先】 石原知英 (愛知大学)
Email: tishiha[a]vega.aichi-u.ac.jp ([a]を@に変えてください)

Harmbetcockmirea . Lamoquaconsde peta dunia satelit

第122回西日本地区研究例会終了のご報告

更新日:2016年08月02日

2016年7月30日(土)、大阪府立大学なんばI-siteにて第122回西日本地区研究例会を開催いたしました。

酷暑の中、多数の方にご参加いただき、ありがとうございました。

 ご発表者は、宮崎康支会員、仲川浩世会員、渡部敬子会員でした(ご発表順)。

密度の濃いご発表で、所定の時間では足りないぐらいでした。

 会員の皆様におかれましては、引き続き、西日本地区研究例会をよろしくお願いいたします。

(西日本地区長 仲西 恭子)


宮崎会員の発表

宮崎会員のご発表



仲川会員のご発表

仲川会員のご発表



渡部会員のご発表

渡部会員のご発表



 

Harmbetcockmirea . Lamoquaconsde . peta dunia satelit .

第122回西日本地区研究例会のお知らせ

更新日:2016年06月21日

下記要領にて、西日本地区研究例会を開催いたします。多数のご参加をお待ちいたしております。

日時: 2016年7月30日(土) 午後2時~午後5時(午後1:30受付開始)
場所: 大阪府立大学I-siteなんば 2階S1教室  (※中百舌鳥キャンパスではございません)
    http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html
    大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2階 Tel 06-7656-0441(代表)
会費: 無料

発表者① 宮崎 康支(新入会員)
「発達障害の概念と、新聞記事における言語表現」

近年、教育や福祉などの領域において、自閉症やアスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害などといった、発達障害をもつ人々への対応が話題に上ることが多くなった。しかし、発達障害をめぐるイメージがどのように形成されているか、またそのイメージの形成において言語がいかに作用しているか、といった点が議論されることは少ない。本発表においては、日本の新聞記事における発達障害の概念の語られ方と、言語表現の関連性についていくつかの事例を挙げて議論する。また、英語圏における発達障害の用語がどのように日本において翻訳されているか、という論点についても言及する。

発表者② 仲川 浩世(会員)
「メディア英語を利用した発信型能力育成の可能性」

本研究の目的は、メディア英語を利用した学習者の発信型能力の育成である。メディア英語(時事問題)に対して、自分の意見を英語で話し、書かせるという指導を行った。対象は、外国語学部英検準1級対策クラスの大学生である。過去の英検に出題された時事問題に対して、自分の意見を英語のパラグラフで2度書かせた。また毎週担当者を決め、類似のテーマに対して、英語のスピーチをさせた。この結果、教材のインプット⇒授業内でのアウトプット⇒学習者同士のインプット⇒ライティングのアウトプットという過程を経て、コンテンツや語彙の強化が見られるようになった。本発表では、学習者のパラグラフやフィードバックについても紹介する。

発表者③ 渡部 敬子(会員)
「「国連に於けるパレスチナオブザーバー国家承認」報道記事のディスコース分析——前提要件の分析によるアプローチ」

本研究は、「国連に於けるパレスチナオブザーバー国家承認」報道記事を取り上げ、コンテクストにどのような前提要件が働いているかに着目してディスコース分析を行う。「パレスチナ問題」は、実際には欧米の植民地主義によるものであり(ラブキン、2012)、そのことに対するパレスチナ人の抵抗(板垣2015)であるにもかかわらず、イスラエルとパレスチナ人との「対立」や「闘争」であるかのように認識されていると思われる。分析を通してパレスチナ問題報道のコンテクストにある前提がどのように「対立関係」を作り上げているかを検証する。

~発表者紹介~
宮崎 康支(みやざき・やすし)
関西学院大学大学院総合政策研究科博士課程後期課程在籍。香川県出身。関西国際大学人間学部英語コミュニケーション学科を卒業後、関西学院大学大学院に進学。修士号取得後に福祉系の仕事を経験し、米国Syracuse Universityにて障害学を学ぶ。帰国後2014年に関西学院大学大学院総合政策研究科博士課程後期課程に進学し現在に至る。社会言語学や談話分析、さらに言語政策論などの枠組みを用いて、障害や在住外国人などに関する問題を分析している。

仲川 浩世(なかがわ・ひろよ)
関西外国語大学短期大学部 准教授。カナダのオタワにあるCarleton Universityにて応用言語学の修士課程を修了。TOEIC関連の対策書などテキストを多数出版。最近の主な研究テーマはライティング指導、自律的な学習者育成などである。

渡部 敬子 (わたべ・けいこ)
1982年成蹊大学文学部英米文学科卒業(イギリス近代文学専攻)。高校で教鞭を執る中、英語を勉強することのさらなる必要性を知り、ディスコース分析という言語学分野を学ぶために、2000年成蹊大学英米文学研究科博士前期課程に入学。指導教授の浅野雅巳先生のゼミでメディア言語の分析において批判的ディスコース分析という視点があることを知る。修士論文では、1948年イスラエル国家建設についてのアメリカの新聞報道記事を取り上げ、invade という語を巡ってディスコース分析を行った。2002年4月に同大学博士後期課程に進学。研究の目的は、「パレスチナ問題」報道の根底に在るイデオロギーを言語分析によって明らかにすることである。2005年3月、同大学院を満期退学。2002年より本学会のメディア英語談話分析研究分科会のメンバーとしてCDAの研究を続けている。現在、山梨県立北杜高等学校非常勤講師。

問合せ先:日本メディア英語学会 西日本地区長 仲西恭子 kyoko-i@kansaigaidai.ac.jp

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中部地区第67回研究例会(7月9日@愛知大学)

更新日:2016年06月02日

*要旨を追記しました(6月20日)

中部地区第67回研究例会を以下の要領で開催します。
今回の中部地区例会は、第12回メディア意識研究分科会との合同開催です。
分科会に参加される方は、13時から同会場にて研究打ち合わせを行います。

【日時】  2016年7月9日(土) 14:00-17:00

【会場】 愛知大学名古屋キャンパス 7階 L702教室
*名古屋駅より名駅通を南下(徒歩10分程度)、またはあおなみ線ささしまライブ駅より徒歩すぐ

【参加費】  会員・非会員ともに無料

【研究発表】
(1) 西崎有多子会員(愛知東邦大学)
「小学校外国語活動と小学校英語教科化への今とこれから」
(2) 関根紳太郎会員(東京工業高等専門学校、メディア意識研究分科会)
「熊本地震における英語メディアの報道分析」

【発表概要】
(1) 西崎有多子会員(愛知東邦大学)
「小学校外国語活動と小学校英語教科化への今とこれから」
2011年度に小学校外国語活動が必修化されて現在6年目を迎え、2020年には小学校英語が教科化される方向にある。文部科学省作成の教材は、『英語ノート』から『Hi, friends!』へ移り、研究開発校向けの『Hi, friends! Plus』では、文字と音韻認識が新たに導入されている。教員養成課程におけるカリキュラムの在り方、現職教員研修の必要性、教科化後の時間数の確保など導入に向けての課題は山積している。現状と課題を概観し、国語と英語を連携させて相乗的効果を目指す指導についても言及する。

(2) 関根紳太郎会員(東京工業高等専門学校、メディア意識研究分科会)
「熊本地震における英語メディアの報道分析」
本発表では、先の熊本地震に対して英語圏メディアがどのように報道したかを、東日本大震災報道とも比較しながら検証してみたい。特に分析対象となるメディア報道記事を、現実世界の物理的実体や社会的事象が近似的に再現[表象]された<世界>と見なし、articulation理論を援用したディスコース分析を取り入れることで、英語圏メディアが言語的に再現[表象]する熊本地震の<世界>を立体的に捉えてみたい。そうした言語的に再現[表象]される<世界>の分析考察を通じて、言語[英語]の離散性と連続性についても可能な範囲で検討してみたい。

*例会終了後には、懇親会(名古屋駅前、会費5,000円程度)を企画しております。
予約の都合上、参加をご希望の方は、事前に石原(下記連絡先)までご連絡をいただけますと助かります。

【問い合わせ先】 石原知英(愛知大学)(Email: tishiha[a]vega.aichi-u.ac.jp)([a]を@に変えてください)

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東日本地区第94回研究例会(東海大学国際教育センター共催)

更新日:2016年05月20日

今回の東日本地区研究例会は、東海大学国際教育センターとの共催で開催の運びとなりました。下記ご参照のうえ、どうぞ奮ってご参加いただけますようここにご案内申し上げます。

日時:2016年6月11日(土)14:00-17:00
会場:東海大学高輪キャンパス1201教室
交通アクセス:①:JR、京急品川駅下車、徒歩約18分。②:同品川駅より都バス「目黒駅行」乗車、「高輪警察署」下車、徒歩3分。③:東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」下車、徒歩8分。http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/takanawa/
会費:会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)

第1部:研究発表(14:00-15:15)
発表者:檜 誠司 会員 
発表題目:「誤訳」が外交関係に与える影響の一考察
=69年の佐藤・ニクソン会談を機密解除公文書で再検証=
要旨:
佐藤栄作総理と米国のリチャード・ニクソン大統領との間で行われたこの会談をめぐっ
ては、ニクソン大統領が日本からの米国向け繊維輸出規制を求めたのに対し、佐藤総理が
「善処」すると曖昧な返事をしたところ、「I will do my best」などと輸出規制に積極的であるといった通訳がなされたとの「善処」言説があまりにも有名である。ニクソンは佐藤総理が輸出規制を「約束」したと判断したものの、日本側はこの「約束」を履行しなかったため、ニクソンがその報復として2年後に日本の頭越しの米中接近外交や、金・ドル交換停止などの「新経済政策」の2つの「ニクソン・ショック」を相次いで発表したとも言われる。「ニクソン・ショック」の引き金になったのがこの「善処」発言だったとしたら、「I will do my best」の通訳は果たして妥当であったのかとかねて議論されている。ポツ
ダム宣言に対する「黙殺」発言の英訳が原爆投下を引き起こしたとの説と並んで、この「
善処」の通訳は「世界の歴史をかえてしまった誤訳」との論考もある。実は佐藤・ニクソ
ン会談の通訳に当たった外務省の赤谷源一氏(当時は大臣官房審議官)はキャリア外交官
だった。歴史的な誤訳を行ったとしたら外交官として出世街道を歩み続ける可能性は閉ざ
されたはずであるが、その後、国際連合事務次長に日本人として初めて就任するという栄
誉にも輝いている。では誤訳があったのか、そもそも佐藤総理はどのように発言したので
あろうか。赤谷氏は首脳会談から1カ月半後に佐藤総理の対米交渉の「密使」を務めてい
た若泉敬京都産業大学教授に「この記録は50年くらいは外に出ないだろう」と述べていた
。しかし、日米両国で近年、情報公開が進み、この会談の遣り取りを日米両国政府の機密
解除公文書で確認できるようになった。そこで、この公文書に基づき、佐藤の発言、その
通訳の妥当性を再検証した結果について説明するとともに、日米外交をめぐるここ数年の
「誤訳」の実例も挙げて論じたいと考えている。
プロフィール:
檜 誠司(ひのき・まさし)
翻訳会社編集顧問、フリージャーナリスト、英日翻訳家。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了、修士(国際関係学)。時事通信社、米ブルームバーグ通信(Bloomberg News)東京支局で日本語の記者・エディター、英語ニュースの翻訳者・エディターとして勤務。
1992年-96年、時事通信社のニューヨーク特派員。研究テーマは、ニュース英語・外交交渉の翻訳・通訳研究。

第2部:招待講演(15:30-17:00)
講演者:小熊 宏尚氏
講演題目:通信社―その歴史と役割

要旨: ニュース報道の中心に、あるいは背後にいる通信社の存在とその活動は、一般新聞読者・ニュース視聴者にはあまり知られていない。新聞やテレビと違って紙や電波を持たず、活動の大半がBtoBであることや、普通の国では1社か2社(日本では共同通信と時事通信)、大きな国でもせいぜい3社程度しかないという希少性などがその背景にある。
 しかし、ニュースの速報や、新聞紙面・ニュース番組制作に通信社は不可欠だ。国内外の各種ニュースを日々伝える日本の新聞社・放送局で、通信社との契約がない社は1つもない事実がそれを裏付けている。また、ニュース配信は国内にとどまらない。自国のニュースを外国メディアに自国語や英語などの国際言語で配信するのも重要な業務の一つである。
 大きな事件・事故が発生した場合、通信社は新聞社と違い、テキストや音声を用いて、ニュースの断片をワンセンテンス程度でちぎっては投げるように契約先のメディアに伝えていく。さらに、こうした速報を骨格に記事を肉付けし、内容を何度も差し替え、さらに写真、地図など各種ビジュアル素材を配信しながら、新聞紙面で一般読者が読む詳細な記事へと差し替え作業を続けていく。
 本講演ではこうした通信社の国内、海外での歴史や役割を概観しつつ、実際の和文・英文の速報テキストの紹介を通じ、その実務などを紹介する。


プロフィール:
小熊宏尚(おぐま・ひろなお) 共同通信社外信部次長。新潟市出身。東京外国語大学ロシア語学科卒業後、共同通信社に入社。鹿児島、新潟、札幌、東京本社社会部で記者として活動。カイロ(2002~05年)、ロンドン(08~11年)、モスクワ(11~14年)に駐在。14年から現職で国際報道のデスク業務に当たる。

研究例会責任者・連絡先:
藤牧 新[日本メディア英語学会理事・東日本地区地区長、東海大学国際教育センター](fujimakiarata@gmail.com) Lamoquaconsde peta dunia satelit

第121回西日本地区研究例会の終了のご報告

更新日:2016年03月07日

 2016年3月6日(日)、大阪府立大学なんばI-siteにて第121回西日本地区例会を開催いたしました。新入会員を含め、多数の方にお集まりいただき、ありがとうございました。ご発表者は、笠原一哉会員、金井啓子会員(社会連携委員長、分科会担当理事)、窪田光男会員でした(ご発表順)。

 例会の様子を撮影した写真を掲載しております。次回の日程につきましては、また追ってHPに掲載させていただきます。次回も、多数のご参加をお待ちいたしております。

(西日本地区長 仲西 恭子)

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第121回西日本地区研究例会のお知らせ(更新)

更新日:2016年02月29日

下記要領にて、西日本地区研究例会を開催いたします。多数のご参加をお待ちいたしております。

 記

 日時: 2016年3月6日(日)

                   午後2時~午後5時(午後1:30受付開始)

場所: 大阪府立大学I-siteなんば2階S1教室

    http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html     大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2階 Tel 06-7656-0441(代表)

会費: 無料

 発表者① 

笠原一哉(新入会員)

新聞二極化現象の起源-メディア・フレーム構築過程分析からみた読売・朝日の憲法提言-

近年、安全保障政策やエネルギー政策に関して全国紙の論調が二分し鋭く対立する「二極化現象」が度々指摘されている。中でも発行部数が最も多い読売新聞とそれに次ぐ朝日新聞は、それぞれの極を代表する存在としてとらえられている。両紙の政治的・イデオロギー的な対立関係が大きく注目される契機となったのは、1994年に読売新聞が発表した「憲法改正試案」とその翌年に朝日新聞が発表した「国際協力と憲法」という2つの憲法提言だが、両提言が作成された経緯や背景についてはこれまで研究されてこなかった。そこで本発表では、新聞社による提言を「メディア・フレーム」としてとらえ、メディア・フレーム構築という観点から両提言の作成過程を分析した結果を報告する。

 発表者② 

金井啓子(会員)

『学生記者』が取材で得た情報受信・発信力は日常生活でも生きるのか

自分が伝えたいと望む情報を、伝えたい相手にきちんと受け取ってもらうためにはどうすればいいのか。就職活動中の学生たち、職を得た社会人たちの多くに共通する悩みである。では、こういった情報の受信・発信に関してプロである記者から何かを学ぶことはできないだろうか。発表では、まず記者が取材や報道に際して必要とされる能力を、元記者である発表者の経験や現役記者たちへのインタビューを土台として検証する。その上で、発表者のゼミ生が『学生記者』として活動した経験で得た知見が、たとえプロの記者にならなくても日常生活の情報の受信・発信のために生かされているかどうかを確認していく。

 発表者③ 

窪田光男(会員)

神話化されるバイオリンの銘器 ―ストラディバリとガルネリ・デルジェス―

ストラディバリやガルネリ・デルジェスといった銘器として名高いバイオリンの価値はいったいどこにあるのだろうか。科学的に楽器の性能を検証する様々な実験は、いずれもこれら銘器の発する音の優位性を証明することができていない。本発表は、銘器の価値は楽器としての性能ではなく、言語により構築されたものであるという前提に立ち、国際的な舞台で演奏活動を続ける著名なバイオリニストの銘器についての語りを分析する。主な分析枠組としては、ロラン・バルトが「今日の神話」において発表した神話の言語構造、そして同じくロラン・バルトが語り手を支配しているとする「エクリチュール」という概念を用いる。
————————————–

西日本地区 懇親会のご案内

 下記の通り、西日本地区研究例会の終了後に懇親のお茶会を予定しております。
参加ご希望の方は、3月4日(金)までにメールでお知らせくださると幸いです。

場所:英國屋なんば 542-0076 大阪府大阪市中央区難波3-7-10(マルイ北通り)
(TEL:06-6633-5360)
日時:3月6日(日)17:30-19:30頃(個室、当日は禁煙とさせていただきます)

地下鉄御堂筋線なんば駅1号出口、近鉄難波線近鉄難波駅、南海本線難波駅から、徒歩1分

http://www.cafe-eikokuya.jp/store/partyroom.html
※一番出口を出た後、北に進み、池田泉州銀行とマルイの間の道路を50メートルほど入ると左手にございます。

問合せ先:

日本メディア英語学会 西日本地区長 仲西恭子 kyoko-i@kansaigaidai.ac.jp

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東日本地区第93回研究例会(東海大学外国語教育センター共催)

更新日:2015年11月23日

東日本地区第93回研究例会(東海大学外国語教育センター共催)

 今回の東日本地区研究例会は、東海大学外国語教育センターとの共催で開催の運びとなりました。下記ご参照のうえ、どうぞ奮ってご参加いただけますようここにご案内申し上げます。 日時:2015年12月12日(土)14:00-17:00 会場:東海大学高輪キャンパス4203教室 交通アクセス:①:JR、京急品川駅下車、徒歩約18分。②:同品川駅より都バス「目黒駅行」乗車、「高輪警察署」下車、徒歩3分。③:東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」下車、徒歩8分。http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/takanawa/

会費:会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)

 

第1部:研究発表(14:00-15:15)

発表者:石川由紀子 会員 (テンプル大学ジャパン博士課程)

発表題目:「初年次における自己調整学習習慣の確立プロセスに関するケーススタディ」

要旨:

大学に入ったばかりの初年次生は、高校までとは異なった学習スタイルの確立が求められる。時間割を自分で組み立てるところから、空き時間をうまく活用する方法、また、一人暮らしや寮生活を始めた学生は、自力で生活する術を学ばなければならない。高校から大学へ、大きな移行期の最中で、初年次生はどのように大学生にふさわしい自己学習習慣を身につけていくのだろうか。Zimmermanら(1990; 2000; 2004; 2011)が提唱している社会的認知モデルでは、自己調整学習(self-regulated learning)とは教育目標の到達を目指す自己調整された思考、感情、行動のことをいう。自己調整学習は予見、遂行、自己内省の3つの循環的段階からなり、観察、模倣、セルフコントロール、自己調整の4レベルを経て発達するとしている。本研究では、選出した12名の初年次生を1年間にわたりインタビューし、Zimmermanの自己調整学習モデルと照らし合わせ、大学への移行時に初年次生が学習習慣を身につけるプロセスを分析する。なお、本研究はデータ収集の途上であり、本発表ではその中間報告とさせていただきます。

プロフィール:

日本メディア英語学会会員。テンプル大学ジャパン教育学英語教授法博士課程在学。アメリカ創価大学言語教育研究科(MA in TESOL)修了。主な研究テーマは、自己調整学習、語学アドバイジング。

第2部 招待講演(15:30-17:00)

講演者:菊地 恵太氏(神奈川大学外国語学部 准教授)

講演題目:メディアを使用した英語教育と学習者の動機づけ

 

要旨:

 私たちが目の前にする英語学習者は、日々様々なメディアに囲まれ、生活をしている。授業の前後だけにとどまらず、授業中でも自分の思ったことをインターネットを使って配信したり、授業外の友人の「つぶやき」にもコメントをしたりなど、近年のソーショルネットワーキングサービスの発展に伴い、長期にわたる地道な努力を必要とする英語学習へそんな学生たちの目を向けさせ、積極的な学習を続けさせるには教員の相当な工夫が必要なのは言うまでもない。本発表では、そうした学習者の状況を踏まえ、英語学習意欲の諸理論を概観した後、発表者の近年に携わった高校生・大学生を対象とした研究に基づき、どのように英語学習者の学習意欲を減退させることなく、持続させ、高めていけるかを議論する。発表後はまた、様々な現場で働く先生方にご参加いただき、様々なメディアを使用した英語教育の中での学習者のモチベーション維持に関して活発な議論ができれば幸いである。

 

プロフィール:

菊地恵太(きくちけいた): 神奈川大学外国語学部准教授。1998 年青山学院大学文学部英米文学科卒業、2002 年University of Hawai’i at Manoa にて MA in ESL 取得、2011 年Temple University にて Doctor of Education in TESOL 取得。Ed.D( 教育学博士)。早稲田大学国際教養学部客員講師(専任扱い)、東海大学外国語教育センター専任講師・准教授を経て、2013年4月より神奈川大学外国語学部国際文化交流学科准教授。

専門は英語教育・教育心理学(特に英語学習者の個人差)。近著に Demotivation in Second Language Acquisition: Insights from Japan (Multilingual Matters)、英語学習動機の減退要因の探求―日本人学習者の調査を中心に(ひつじ書房)がある。

 

連絡先:藤牧 新[日本メディア英語学会東日本地区地区長、東海大学外国語教育センター](fujimakiarata@gmail.com)

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中部地区第66回研究例会(12月20日@愛知大学)

更新日:2015年11月19日

中部地区第66回研究例会を以下の要領で行います。
多数の方のご参加をお待ちしています。

【日時】  2015年12月20日(日) 14:00-16:30

【会場】 愛知大学名古屋キャンパス 8階 L801教室
*名古屋駅より名駅通を南下(徒歩10分程度)、またはあおなみ線ささしまライブ駅より徒歩すぐ

【参加費】  会員・非会員ともに無料

【発表】
第1部 研究発表(14:00-15:00)
久保田絢会員(愛知淑徳大学)
「英語プレゼンテーションの指導法に関する一考察」
第2部 招待講演(15:15-16:15)
川村亜樹先生(愛知大学)・佐藤良子先生(愛知大学)
「グローバル人材育成支援事業を通した『語学力』『日本理解・発信力』の養成」

【発表要旨】
「英語プレゼンテーションの指導法に関する一考察」
久保田絢会員(愛知淑徳大学)
英語に対する苦手意識のある学生が萎縮せず主体的に学習に取り組む学習環境をいかにデザインするかという課題について、愛知淑徳大学ビジネス学部における英語プレゼンテーションの授業実践を例に考察する。

「グローバル人材育成支援事業を通した『語学力』『日本理解・発信力』の養成」
川村亜樹先生(愛知大学)・佐藤良子先生(愛知大学)
2012年からA大学は、現代中国学部を中心として、文部科学省の「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援(特色型)」に採択され、グローバル人材育成に取り組んでいる。そこで本発表では、本事業における「語学力」「日本理解・発信力」の養成について報告する。「語学力」では、主に香港浸会大学でのビジネス英語研修の事例紹介をおこなう。「日本理解・発信力」では、メディアの活用に焦点を当てて、「さくら21プロジェクト」での取り組みについて事例を報告する。これらを踏まえ、グローバル企業の即戦力を目指す人材育成のための、今後の具体的な英語研修、日本理解・発信の在り方について検討したい。

*なお、例会終了後、講師を招いての懇親会(名古屋駅前、会費5000円程度)を企画しております。
予約の都合上、参加をご希望の方は、事前に石原(下記連絡先)までご連絡をいただけますと助かります。

【問い合わせ先】 石原知英(愛知大学)(Email: tishiha[a]vega.aichi-u.ac.jp)([a]を@に変えてください)

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第120回西日本研究例会の最終のご案内

更新日:2015年07月31日

「電子工学を活用した授業:英語教育の多様性     

 主催:日本学術振興会学術研究助成基金 基盤研究C

(代表:村上裕美 24520687)

共催:日本メディア英語学会第120回西日本地区例会

日本リメディアル教育学会関西支部会セミナー 共催

 

日時:2015年08月08日 (土)

午後1時~午後5時(午後12時 受付開始)

会場:関西外国語大学 中宮キャンパス ICC4階ホール

〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1 072-805-2801(代)

(http://www.kansaigaidai.ac.jp/contents/other/access.html)

対象:英語教育にかかわるかたどなたでもご参加頂けます。小学生の英語学習者から大学生の学びに援用できる実践の紹介や今後の教育にICTを活用する可能性をご紹介します。お誘い合わせのうえご参加ください。教職課程の学生さんもぜひご参加ください。

参加費:無料 (予約不要)

飯吉 透先生 京都大学 理事補/高等教育研究開発推進センター長・教授

    酒井 博之先生 京都大学高等教育研究開発推進センター 准教授

    矢野 浩二朗先生 大阪工業大学 情報科学部 准教授

    Ian Garlington先生 関西外国語大学 助教

 プログラム:

12:00より   受付開始

13:00 – 13:30 村上裕美 (関西外国語大学短期大学部)

開催のご挨拶(共催学会と)ならびに趣旨説明

講師紹介および問題定義 「アナログ派のままで良いのか?」

13:30 – 14:00 Ian Garlington先生(関西外国語大学 助教)

       「脳の外付けハードディスク―『ANKI』で語彙力を高める―」

14:00 – 14:30 矢野浩二朗先生 (大阪工業大学 情報科学部 准教授)

       「ゲーム型学習(Game-Based Learning)のためのアプリケーション開発」

14:30 – 14:45 休憩

14:45 – 15: 30 酒井博之先生 (京都大学高等教育研究開発推進センター 准教授)

        「大学教育におけるICT利用-京都大学を事例に-」

15:30 – 16:45 飯吉透先生 

(京都大学 理事補/高等教育研究開発推進センター長・教授)

       「今後の大学教育におけるICT利用の可能性と課題」

16:45 – 17:00 次回ワークショップの案内と閉会

17:30 – 20:00 懇親会 中華料理 天安門 (事前予約式:おひとり5000円・飲み放題)

(送迎のバスにて枚方市駅近くの中華料理店に移動、帰路も枚方市駅までバスでお送りします)申し込み締め切り:8月5

懇親会:ご希望の方は下記まで事前申し込み下さい 

お問い合わせ・お申し込み先:村上裕美 関西外国語大学 短期大学部 准教授    

〔E-MAIL〕 hiromim@kansaigaidai.ac.jp

 

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第120回 西日本地区研究例会のお知らせ

更新日:2015年06月07日

第120回 西日本地区研究例会を下記要領で実施いたします。
今回の研究例会は、当学会の村上裕美会員の科研が主催となり、日本メディア英語学会西日本地区研究例会と日本リメディアル教育学会関西支部会セミナーの共催という形でとり行います。
4名の講演者をお招きして「電子工学を活用した授業」のタイトルで「工学メディア」という切り口から英語教育の取り組みについてご講演いただきます。多数のご参加をお待ちいたしております。

     記
「電子工学を活用した授業」
~英語教育の多様性~
日本学術振興会学術研究助成基金 基盤研究C (代表:村上裕美 24520687) 主催
日本メディア英語学会第120回西日本地区例会・日本リメディアル教育学会関西支部会セミナー 共催
2015年08月08日 (土)
午後1時~午後5時(午後12時 受付開始:予約不要)
会場:関西外国語大学 中宮キャンパス ICC4階ホール (下記地図参照)
〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1 072-805-2801(代)
アクセス:京阪電車「枚方市」駅下車、駅北3,4番乗場より京阪バスで「関西外大」まで約8分
(http://www.kansaigaidai.ac.jp/contents/other/access.html)
参加費:無料
講  師: 飯吉 透 京都大学高等教育研究開発推進センター センター長・教授
酒井 浩之 京都大学高等教育研究開発推進センター 准教授
矢野 浩二朗 大阪工業大学 准教授
 
Ian Garlington 関西外国語大学 講師  (五十音順)         

※詳細が確定次第、学会HP(研究例会)で情報を更新いたしますので、ご確認ください。
懇親会: 参加ご希望の方は、下記連絡先までお申し込みください。(会場・会費等は後日ご案内)

お問い合わせ先:村上裕美 関西外国語大学 短期大学部 准教授 
〔E-MAIL〕hiromim@kansaigaidai.ac.jp  Lamoquaconsde peta dunia satelit

東日本地区第92回研究例会(東海大学外国語教育センター共催)

更新日:2015年05月31日

 今回の東日本地区研究例会は、東海大学外国語教育センターとの共催で開催の運びとなりました。下記ご参照のうえ、どうぞ奮ってご参加いただけますようここにご案内申し上げます。

日時:2015年6月20日(土)14:00-17:00
会場:東海大学高輪キャンパス4203教室
交通アクセス:①:JR、京急品川駅下車、徒歩約18分。②:同品川駅より都バス「目黒駅行」乗車、「高輪警察署」下車、徒歩3分。③:東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」下車、徒歩8分。http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/takanawa/
会費:会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)


第1部:研究発表(14:00-15:30)
発表者:吉成雄一郎氏(東海大学)
発表題目:「どうしてeラーニングは続かないのか―学習者の行動とシステムの課題」
要旨:
 本発表者は、現在までにいくつかのeラーニングシステムやプログラムを開発してきた。その中には、全国の大学の教育現場で使われている「リンガポルタ」というプラットフォームがあるが、その開発の背景にある、開発者の視点、問題・課題等を参加者の皆様と共有できればと思っている。
最近では「eラーニング」という言葉は、もはや新しいものではなく、教育現場の教員はもちろん、社会人、大学生、あるいは小中学生に至るまで、浸透している。また利用者、利用経験者は少なくない。実際のところ「eラーニング」と聞いて、いいイメージを持つ人は少ないようである。「長続きしない」とか「単調」などというネガティブは印象を持つ人が意外と多いのではないだろうか。
実はeラーニングと言っても様々な形態があり、また世の中に出回っているシステムは、どちらかというとエンジニア主導で開発されたものが多く、学習者や教育者の視点に欠けていると思われるものも少なくない。そのような先行システムが、ネガティブな印象を一般の人々に与えていることは残念なことと思う。
この発表では、eラーニング、特によく使われているドリル型eラーニングにおいて、学習者がどのような行動を取るのかを観察し、どうすれば継続して学習できるのかを考えていきたい。最初にご紹介するキーワードは、学習の手応え(学習負荷)である。人は難しすぎるものでは長続きしないし、逆に易しすぎるとつまらなくなってしまう。この辺の問題をeラーニングではシステムとしてどのように対応できるのかを考える。次に、学習者の特性にも視点を向ける。学習上の手応えは、やや大きい方がよいのか(つまり多少難しい課題をこなしていく)、あるいはやや低い方がよいのか、を特別なシステムで実験した試みについても紹介したい。

プロフィール:
吉成雄一郎(よしなり ゆういちろう)
東海大学外国語教育センター教授。コロンビア大学ティーチャーズカレッジ(M.A.)修了。信州大学大学院総合工学系研究科博士後期課程単位取得退学。主な研究テーマは、eラーニング、英語教育システム開発。全国の大学等で広く利用されているeラーニングシステム「リンガポルタ」や電子書籍「リンガブック」の開発を手がけた。開発のコンサルを担当した、中高生向けのeラーニング「すらら」は2012年度日本eラーニング大賞文部科学大臣賞を受賞した。現在では、科研費(挑戦的萌芽研究)を使って、アクティブ・ラーニングや反転学習にも利用できる教育システムの開発に取りかかっている。このシステムが完成すれば、教員が自由に学びをデザインできる新しいプラットフォームができる。


第2部 招待講演(15:30-17:00)
講演者:蔭山 実氏(産経新聞東京本社編集局編集長)
講演題目:「国際報道と英語」~いかに正確に伝えるか

要旨:
 国際報道では欧米を中心に英語による情報源が基本となり、それを日本の読者に伝えるべく、日本語に置き換えます。「入口が英語」で「出口が日本語」という関係になるため、特派員の業務の実態は必然的に「翻訳」ということになります。したがって、ニュース英語特有の表現をいかに正確に翻訳していくかが特派員、海外出張記者に求められる一番の能力ということになります。その視点で、アメリカからイギリスまで、海外取材の経験を基にできるだけ実例を挙げつつ、どのように業務を重ねてきたか、また、その中でどのような苦労があったかを紹介したいと思います。
 さらに、英語圏における国際報道の取材現場の実情にも合わせて触れ、取材がどのようなシステムで行われ、その中で英語をめぐる問題にどのようなものがあるかを例示したいと思います。併せて、スポーツ報道も東京五輪に向けて幅広く、国際的な様相を強めつつあり、実際に取材した大リーグ、ウィンブルドンテニス、全英オープンゴルフでの経験を基に最新のスポーツニュース英語の説明も行い、話題の国際報道を読み解くカギを提示します。

プロフィール: 
蔭山 実(かげやま みのる)
産経新聞東京本社編集局編集長。1986年慶応義塾大学経済学部卒業、1990年産経新聞東京本社入社。編集局社会部(東京地検特捜部担当など)を経て、99年外信部(担当地域は欧米、中東、主な専門は英国政治、反テロ戦)。2001年シアトル特派員(米大リーグを中心に全米で取材)、02年イスラマバード支局長(イラク戦争前の中東・イスラム地域、カブールを取材)、03~07年ロンドン支局長(英国とアイルランド、アイスランド、北欧を担当、ポルトガルを除く西欧諸国にも出張、イラク戦争中のバグダッド、北キプロスなどの中東地域も応援取材)。2011年運動部長(ロンドン五輪、WBC、サッカーW杯の報道を統括)、14年から現職。

連絡先:
藤牧 新(日本メディア英語学会東日本地区地区長、
東海大学外国語教育センター、fujimakiarata@gmail.com) Harmbetcockmirea Lamoquaconsde . peta dunia satelit .

中部地区第65回例会のご案内(6月27日)

更新日:2015年05月12日

中部地区第65回研究例会を以下の要領で行います。
多数の方のご参加をお待ちしています。

【日時】 2015年6月27日(土)15:00-17:00
【会場】 愛知淑徳大学星が丘キャンパス 53A 教室(5号館3階)
地下鉄東山線「星ヶ丘」駅 3番出口から一社方面へ徒歩3分

http://www.aasa.ac.jp/guidance/campus_guide/hoshigaoka.html

*キャンパスマップ

http://www.aasa.ac.jp/guidance/campus_guide/hoshigaoka.html

【参加費】
会員・非会員ともに無料

【発表】
第1部 研究発表(15:00-16:00)
永井正司会員(名古屋工業大学)
「クリティカルシンキングのアプローチと英語教育の新たな関係性」

第2部 招待講演 (16:00-17:00)
David E. Toohey, Ph.D. (Nagoya University)
“Empathy in English Language Media: A Critical Juxtaposition of Factual Internet Media and Cinema”
(大学院生による同時通訳付き)

【発表要旨】
「クリティカルシンキングのアプローチと英語教育の新たな関係性」
永井正司会員(名古屋工業大学)
グローバル人材育成が急務とされている今、大学、特に理工系学部における英語教育では、実用重視の傾向が顕著である。しかしながら、思考の根幹をなす言語を扱う授業において、英単語や英語スキルの習得に終始し、物事に関する深い思考を軽視する傾向は、望ましくない。意味のある思考は、言語があって初めて成り立つし、それが言語の本質であるということを、学生に明確に伝える必要がある。幅広い人文・社会知や論理的思考に支えられた教育は喫緊の課題であり、教養系科目がカリキュラムから激減している中で、英語教育がその主要な一翼を担うための条件を考察する。

“Empathy in English Language Media: A Critical Juxtaposition of Factual Internet Media and Cinema”
David E. Toohey, Ph.D. (Nagoya University)
This paper looks at how immigration is communicated in English in two forms of popular media: cinema and the Internet. In particular how does English language interact with different visual forms of communications? For example, the Internet is multifaceted, communicating through a variety of other medium (Shirky 2011). There are movies, graphs, etc. As a potential hot media (see McLuhan 1994) it links to an endless stream of facts. It is easy to find credible factual data. It is likewise possible to find movies on the Internet without difficulty. Yet, factual, empirical data is considered more credible than cinema. After all, it uses a discourse of acceptable images which it privileges over others, a graph or pie chart is more legitimate than shocking images. This will be juxtaposed with film that communicates about immigration in what some (Benjamin 1934; Deleuze 1989) characterize as shock that may create empathy (Bennet 2005) among viewers. peta dunia satelit The paper will critically assess how these two media differ and may at times complement each other in English academic writing.

*なお、例会終了後、講師を招いての懇親会を企画しております。
参加をご希望の方は、事前に石原(下記連絡先)までご連絡いただけますと助かります。

【問い合わせ先】
石原知英(愛知大学)(Email: tishiha[a]vega.aichi-u.ac.jp)([a]を@に変えてください)

第119回 西日本地区例会のお知らせ

更新日:2015年04月24日

119回日本メディア英語学会西日本地区例会として「西日本地区 3研究分科会 合同シンポジウム」を下記要領で行います。西日本地区を中心に活動しているビジネス英語文化研究分科会、メディア英語談話分析研究分科会、メディア英語教授法・教材研究分科会の3研究分科会が一同に会して行うシンポジウムです。各研究分科会で取り組まれている研究を知っていただく貴重な機会となります。多数の方のご参加をお待ちします。

 

【日時】201538日(日)13時から17時まで(午後1230分より受付開始)

【場所】大阪府立大学I-site なんば2階S1

     〒556−0012 大阪市浪速区敷津東2丁目141号南海なんば第1ビル                                   tel: 06−7656−0441(代表)
*
地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅(1番出口)」下車、東へ約450m、徒歩約7
*
地下鉄堺筋線「恵美須町駅(1-B出口)」下車、西へ約450m、徒歩約7
くわしくは、下記WEBサイトをごらんください。
http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html

【問い合わせ先】仲西恭子(西日本地区長)(e-mail : kyoko-i[a]kansaigaidai.ac.jp

 

【内容】3研究分科会 合同シンポジウム

第一部(13時~15時):3研究分科会の発表(各40分)
(1)ビジネス英語文化研究分科会
① 「日英語の発想差とコード・スイッチング(*1)」
武藤輝昭会員(関西外国語大学)
②「英語教育におけるコード・スイッチングの活用(*2)」
吉村耕治会員 (関西外国語大学短期大学部)

(2)メディア英語談話分析研究分科会
                「五輪サッカー報道にみられるジェンダーとナショナリズム−2012年ロンドン五       輪の新聞記事分析(*3)」
 冨成絢子会員(茨城キリスト教大学)

(3)メディア英語教授法・教材研究分科会
「グローバル人材育成を実現する教材の開発 -MDGの英文を使用したテキスト作成に向けてのタスク案-(*4)」
村上裕美(関西外国語大学短期大学部)
蔦田和美(京都産業大学)
山岡華菜子(姫路独協大学)

 第二部 (1520分~17時):3研究分科会メンバーによる合同討論

【テーマ】「メディア英語教育・研究のこれから」

【参加者】
吉村耕治会員(ビジネス英語文化研究分科会)
高木佐知子会員(メディア英語談話分析研究分科会)
村上裕美会員(メディア英語教授法・教材研究分科会)
司会者:金井啓子会員(社会連携委員長・分科会(全国分科会会議)担当・広報        委員長補佐)

 

【第一部 発表内容】
1 コード・スイッチングとは、一人の話者によって少なくとも二つのコード(言語または方言)を交互に切り替えながら話す行為であり、多言語社会においてしばしば見られるものである。日本語と英語では発想や構造が非常に異なっているが、両者がコード・スイッチングにおいて切り替えられる際、どのような現象が起こり得るかを考察したい。

 2 日本でもグローバル化が進行し、多言語・多文化社会の様相を呈しつつある。バイリンガルを目指したイマージョン教育の応用も進行している。英語学習上、「難しい表現を使わない」「多少の間違いも気にしない」「楽しく会話をつなげる」などの指摘がある。これらの諸問題の解決に導くために、英語教育におけるコード・スイッチングの活用を考察したい。

3 男女ともに代表チームが参加した2012年のロンドン五輪のサッカーの報道において、ナショナリズムがどのように描かれていたかをCDA(批判的談話分析)の理論に基づきジェンダーの視点から分析した。五輪期間中に掲載された新聞記事を男女別に集めデータとし、言語表現の分析と比較を行い、どのようなナショナリズムのディスコースが構築されているかを考察した。言語分析の対象としたのは国やチームを表す表現、戦争に由来するメタファー表現などである。分析の結果、同じ競技であっても男女の記事でやや異なるナショナリズムのディスコースが構築されており、サッカー報道におけるジェンダーとナショナリズムの結びつきが浮かび上がった。

4 本研究は、グローバル人材育成を支援する目的で国際社会が定めたMillennium Development Goals (MDG)を題材にした教材作成の一端を紹介する。村上は本文への橋渡しになる知識を問う導入のためのタスク案、蔦田は文法力を育成する本文を活用したTOEIC形式問題、山岡は本文に基づく学習者の興味に即した英作文のタスク案を紹介する。この研究は学習者のみならず教員の指導力向上も狙いとしている。

第120回 新語・語法研究分科会のお知らせ

更新日:2015年03月14日

第120回新語・語法研究分科会開催のお知らせ
日時: 2015年3月14日(土)14:00―17:00
場所: 中央区立明石町区民館 3号室洋室
交通: 東京メトロ日比谷線「築地」駅下車、徒歩6分。
JP東京駅八重洲口から都バス「深川車庫」行きに乗車、「聖路加病院前」下車、徒歩1分。

プログラム:
1.新語・語法フォーラム  司会:石山宏一会員
2.研究発表
題名: 「神経科学 ‘multisensory integration’ 理論からの英訳の考察」
発表者: 松嶋 哲雄会員(元嘉悦大学)
内容: 知覚神経分野の ‘multisensory integration/ perception’ 理論から、日本人に見られる知覚作用の特徴と表現法を吟味し、その上で英訳事例として小説「潮騒」、「雪国」、並びに食文化に関する「旨味」、「雑味」、「淡味」などの用語を検証し、異文化の相互理解への一助となる新たな研究法の確立を試みる。

会費: 400円
問合せ先:新語・語法研究分科会代表 須永紫乃生 Tel&Fax:045-851-3728/

E-mail: sinob117[a]soleil.ocn.ne.jp

東日本地区第91回研究例会のお知らせ

更新日:2014年12月13日

日本メディア英語学会東日本地区第91回研究例会・東海大学外国語教育センター共催

今回の東日本地区研究例会は、東海大学外国語教育センターとの共催で開催の運びとなりました。下記ご参照のうえ、どうぞ奮ってご参加いただけますようここにご案内申し上げます。

 

日時:2014年12月13日(土)14:00-17:00

会場:東海大学高輪キャンパス4203教室

交通アクセス:①:JR、京急品川駅下車、徒歩約18分。②:同品川駅より都バス「目黒駅行」乗車、「高輪警察署」下車、徒歩3分。③:東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」下車、徒歩8分。http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/takanawa/

会費:会員・学生 無料(非会員500円・予約不要)

 

第1部:研究発表(14:00-15:30)David Wright & Arata Fujimaki (Tokai University)

Title: Learning Analytics and Media English: Automating Oral Proficiency Rubric Input

Summary: The current presentation examines the development of database to track and analyze second language acquisition (SLA).  The concept initially drew on Pienemann’s Processability Theory, but has evolved into a way to present corrective feedback (CF) in real time.  The current direction is focused on visually presenting feedback (as a bar graph) on student output. The user interface and content of the database are still in a prototype form, on a iPad, using rubrics from my home institution. However, the end goal is to collect data on student production during task-based language teaching (TBLT) and other authentic lesson structures, using a variety of media including periodicals and video presentations.  The use of such media creates the opportunity to provide incidental learning (e.g. incidental focus on forms, metalinguistic feedback, and class grade information).   This will be done within each class, in real-time, as well as posted on a learner management system.   Schmidt’s construct of ‘noticing’is one of the theoretical underpinnings of this line of research. We hypothesize that the ability to provide learner specific feedback, within large groups, will better promote noticing. The presentation will examine the development of the database, recent research results and lessons learned, which will be applied to future iterations of the design.

Profile:

David Wright has taught, as a Junior Associate Professor, in the Foreign Language Center at Tokai University, since 2013. Arata Fujimaki is an Associate Professor in the Foreign Language Center at Tokai University, since 1991. Both Mr. Wright and Mr. Fujimaki are responsible for instruction in English language courses in the Foreign Language Center for students of all majors.  Courses included standardized required curricula for integrated courses that focus on listening and speaking or reading and writing; elective courses on a variety of subject matter; and standardized test preparation courses, with an emphasis on the TOEIC test. Collaborative research has involved the tracking of oral proficiency using automated system (presented here), a content and language integrated learning project with a focus on science and medicine, and an aviation English study that examines English communication in the cockpit.

 

第2部 招待講演(15:30-17:00)

小西 卓三氏(昭和女子大学人間文化学部英語コミュニケーション学科准教授)

題目:活字メディアで奄美群島はどのように構築されてきたのか?: 奄美群島での終戦・復帰運動における概念分割を中心として

 

要旨:

 本発表は日本戦後史では周縁的扱いを受けてきた奄美群島の終戦・復帰運動に焦点を当て、活字メディアで奄美がどのように構築されてきたのかを考察する。

 日本返還・復帰が頻繁に報道される沖縄と比較すると、トカラ列島、奄美群島、小笠原諸島の復帰がマスメディアで大々的に取り上げられることは少ない。奄美群島は昨年2013年12月25日に日本返還・復帰60年を迎え、節目となる年を祝うように10月6日には東京の渋谷公会堂で、復帰当日の12月25日には復帰運動の拠点であった奄美市名瀬の名瀬小学校で記念式典が開催された。

 小笠原、沖縄の復帰にも影響を与えたとされる奄美群島の日本復帰については村山やエルドリッヂがそれぞれ優れた通史を執筆しており、エルドリッヂは復帰運動を「確固たる、非常によく組織化された」ものと呼び、成功をおさめた社会運動として検証している。本発表はこれらの書籍や地元の新聞(『南海日々新聞』、『奄美タイムス』)を参照し、活字メディアが奄美群島の終戦・復帰運動の過程で奄美をどのような存在として構築してきたのかを、メディア論、レトリック論の視点から検討する。

 

プロフィール:

小西卓三(こにしたくぞう):昭和女子大学人間文化学部英語コミュニケーション学科准教授。1994年早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1999年ウェイン州立大学大学院コミュニケーション学科修士課程修了(MA in communication)。2000年ウィンザー大学大学院哲学科修士課程修了(MA in philosophy)。2014年ピッツバーグ大学大学院博士課程修了(Ph.D in communication)。主要研究テーマは議論(argumentation)における定義・概念分割の理論・実践的検討、オーラルヒストリーを用いた議論研究史、コミュニケーション学史。

 

 連絡先:藤牧 新(東海大学外国語教育センター、fujimakiarata@gmail.com

中部地区第64回研究例会のお知らせ

更新日:2014年12月06日

日本メディア英語学会中部地区第64回研究例会のお知らせ
中部地区第64回研究例会を以下の要領で行います。
多数の方のご参加をお待ちしています。

【日時】2014年12月6日(土)15:00~17:00
【場所】金城学院大学 N2-111教室(N2棟 1階)
交通アクセス:http://www.kinjo-u.ac.jp/contents/access.html
キャンパスマップ:http://www.kinjo-u.ac.jp/contents/campusmap.html

【参加費】会員・非会員ともに無料
【テーマ】

第1部 研究発表(15:00-16:00)
福本明子会員(愛知淑徳大学)
「文化的暴力との戦い~村上春樹にみる平和のための言葉~」
第2部 招待講演 (16:00-17:00)
Prof. Matthew Taylor (Kinjo Gakuin University)
“Overview of René Girard’s Mimetic Theory, with a Consideration of the Implications for Media”
(大学院生による同時通訳付き)

【発表要旨】
「文化的暴力との戦い~村上春樹にみる平和のための言葉~」
福本明子(愛知淑徳大学)
先日、10月26日に開催された第4回JAMESの年次大会で発表した「文化的暴力との戦い~村上春樹にみる平和のための言葉~」を再度発表させていただきます。大会では20分程度の発表でしたが、今回は倍のお時間をいただき結果を詳細に報告させていただきます。著作ではなく、村上春樹の寄稿やスピーチを3点選び(2003, 2009, 2012)、使用言語や時代・事例による差異をおさえるとともに、彼が平和のために言葉をどのように積み重ねてきたのか、Potter (1996)が提示する社会的現実の構築手段(Categorization/Ontological gerrymandering 、Extrematization/Minimization、Normalization/Abnormalization)に照らし合わせ、平和や共生に向けて一貫した村上のディスコース戦略なるものが存在するのかについて分析・検証します。

Overview of René Girard’s Mimetic Theory, with a Consideration of the Implications for Media
Matthew Taylor (Kinjo Gakuin University)
This presentation will overview René Girard’s Mimetic Theory. At the root of Girard’s thought is the concept of “mimesis” (roughly, imitation) or “mimetic desire.” Girard takes a radically interpersonal view of human psychology and behavior. His influential but controversial theory focuses strongly on the problematic nature of human relations, on interpersonal conflict, and on violence. Another term Girard uses for ” mimesis” is “mediation.” The role of the “model” or “mediator” in Girard ‘s thought may be of special interest for media studies. Girard’s work concerns “media” at its most fundamental level (his “mimetic triangle”), but also takes into account the “media frenzy” that characterize the current age. Girard would relate this to what he calls “internal mediation” and see it as part of a process that has been accelerating especially since the Renaissance.

*なお、例会終了後、実費(1,500円)にて会場校のハンドベルクワイア第25回 クリスマスコンサート鑑賞にご案内します。
http://www.kinjo-u.ac.jp/document/christmasconcert_2014.pdf
当日参加も可能ですが、人数把握のために事前に石原(下記連絡先)までご連絡いただけますと助かります。

【問い合わせ先】
石原知英(愛知大学)(Email: tishiha[a]vega.aichi-u.ac.jp)([a]を@に変えてください)

日本メディア英語学会東日本地区第91回研究例会・東海大学外国語教育センター共催

更新日:2014年11月23日

中部地区第64回研究例会のお知らせ

更新日:2014年11月20日

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