第15回(通算第67回)年次大会開催と研究発表・実践報告募集のお知らせ

一般社団法人日本メディア英語学会(JAMES)第15回年次大会予告・研究発表/実践報告募集(旧 社団法人日本時事英語学会 通算第67回年次大会)
大会テーマ:「メディア・ことば・バリエーション

■開催日時:2025年(令和7年)9月28日(日)10時~18時

■会場:愛知淑徳大学星が丘キャンパス5号館3階
〒464-8671 愛知県名古屋市千種区桜が丘23

 交通アクセス:https://www.aasa.ac.jp/guidance/campus_guide/map.html
 キャンパスマップ:https://www.aasa.ac.jp/guidance/campus_guide/hoshigaoka.html
 

■会費:会員2,000円・非会員3,000円(昼食交流会費含む)
 ・ただし学生会員は会員非会員を問わず1,000円とします。
 ・会員・非会員ともに当日受付にてお支払いください。
 ・大会当日の年会費の支払いは受け付けておりません。
 ・開催校の教職員および学生は参加費無料です。

■研究発表・実践報告の申し込み:
以下のURLから発表タイトルと概要(800字程度)を入力してお申し込みください。
 https://forms.gle/hePNe2oCw7pFgSmr5

1. 申込締切:
2025年7月15日(火)
採否の結果は理事会による匿名審議の上、8月上旬までにお知らせします。研究発表・実践報告は本学会の趣旨に沿った内容であればどのようなものでも受け付けますが、テーマに関連したものを優先的に採用します。
2. 発表形態:
下記の4つの形態から希望するものをお選びください。なお、運営の都合上、発表形態の変更をお願いすることがあります。
(a) 研究発表(30分枠:発表20分+質疑応答10分)
(b) 実践報告(30分枠:発表20分+質疑応答10分)
(c) 特別発表(60分枠;分科会報告やパネルセッション等の自主企画)
(d) ポスター発表(コアタイム有)
3. 発表言語:
英語または日本語
4. 応募資格:
本学会の会員であること。ただし共同発表については会員が筆頭発表者(主たる発表者)であれば非会員を発表構成員に加えることができます。
5. その他:
本会の学生会員の方(専任職に就いている会員は除く)は、発表に際して奨励金(3,500円)を受けることができます。希望する場合は、発表申し込み時に合わせて申請してください。
 
基調講演:
タイトル:メディアとことばのバリエーション
講演者:太田一郎 鹿児島大学名誉教授(社会言語学)

【講師略歴】
1959年福岡県生まれ。専門は社会言語学。1988年鹿児島大学教養部助手に着任,1997年法文学部助教授に配置換えののち,2003年法文学部教授。現在鹿児島大学名誉教授。1990-1992年エセックス大学(英国)で在外研修。主な著書・論文等に『生きたことばをつかまえる』,『方言学』,『はじめて学ぶ社会言語学』,The media influence on language change in Japanese sociolinguistic context, メディアの中の方言 : テレビドラマのコードスイッチング, Sociophoneticsand Japanese など。
  
【講演要旨】
「ことば」は人と社会のインターフェイス(接触面)であり,方言,若者ことば,おネエことばなど私たちが日ごろ触れる多様なことばには,私たちの周りにあるさまざまな問題が映し出される。とくに現代社会では,ことばとメディアが深く関わることで事態はさらに複雑化する。マンガ,アニメ,ドラマなどメディア作品のことばは,人びとが認識する人と社会のあり方を常に維持したり作り替えたりしていく。このようなことばに反映される人と社会の問題について,言語イデオロギー,指標性,メディア化,レジスターの登記,など近年の社会言語学研究の重要な概念を手がかりにして,記号システムとしての言語変異のはたらきを中心に考えてみたい