8月, 2019年

第50回 ビジネス英語文化研究分科会例会のご案内

更新日:2019年08月19日


今回は、手塚治虫のSFマンガ『鉄腕アトム』の英語版AtomAstro Boy)を鑑賞し、日英語の両作品の共通点と相違点について考察します。
分野を超えて良き交流の場となることを期待しています。

分科会代表 岡田 広一

日時:2019(令和元)829日(木)13:5016:50(受付13:30から)
会場:関西外国語大学(中宮キャンパス)岡田研究室(本館8809研究室)
〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16番1号   Tel. 072-805-2801(代)
アクセス:京阪電車「枚方市駅」下車、京阪バス「北3番」か「北4番」より「関西外大前」下車(約8分)。バスは5分以内おきに出ています。

スケジュール:
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330より受付

1350 開会の挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田広一

1400 1534 アメリカ・香港映画Atom2009;本編94分)の鑑賞 

1535 1545 休憩

1545 1700 討論会

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話題提供: 『鉄腕アトム』に見られる日本の美意識―日英語の言語文化論の視点から―

司会:岡田広一(関西外国語大学短期大学部准教授)

講師:吉村耕治(関西外国語大学短期大学部名誉教授)

  山田有子(挿絵画家・色彩講師)

話題提供・要旨:〔手塚治虫のSFマンガ『鉄腕アトム』には、マンガとアニメがある。視覚メディアであるマンガ制作後、10年ぐらい経過し、アニメ化されている。『鉄腕アトム』の前身と言える『アトム大使』の連載は、雑誌『少年』で1951年4月に始まり、1968年まで続いた。初の国産のアニメ番組として、1963年にテレビ放送が始まっている。日本における英文題名は、『アトム大使』はCaptain Atom、『鉄腕アトム』はMighty Atomであるが、英語版ではAstro Boyと翻訳されている。これらのタイトルにも、日英語の相違が反映している。一般的にテレビというメディアでは、ものごとが単純化され、白黒・善悪が明確な表現がとられる傾向があり、雑誌の漫画とテレビ・アニメにも、いろいろな表現上の違いが見られる。日本は「マンガの国」とも呼ばれ、マンガは日本の大衆文化・視覚文化の重要な要素になっている。その中でも『鉄腕アトム』には強い「人間愛」が見られ、世界探求の一つの成果になっており、日本の文化遺産とも評価されている。そこで、日英語の言語文化論の視点から、雑誌の漫画とテレビ・アニメの差や、日英語の両作品の相違、『鉄腕アトム』の三角形の構図などに見られる美意識について考察したい。〕

〔遠近法は、レオナルド・ダ・ヴィンチなど、イタリア・ルネッサンスの画家たちによって、磨き上げられた手法で、この法則を手塚治虫も空間描写に忠実に利用している。また、アトムを、「電光人間の巻」(1955年1月)では、お茶の水博士が「天馬博士の/残した/完全な/芸術品」、「青騎士の巻」(1965年10月)では、お茶の水博士が「世界に誇る/科学技術の極致」と呼び、また「天使の/ようにかわ/いらしい」とも表現している。かわいらしさという特性を持つロボットのアトムは、「超人間性」も持っており、足から炎を吐きジェット噴射で空を飛び、パワーは十万馬力、聴力も人の千倍、目はサーチライトになり、暗闇でモノを見たり、映像として記録したりできる。水の中でも呼吸する必要が無く、鼻が伸びると、レーダーアンテナの機能を有している。多様な科学者の感性や美意識が、『鉄腕アトム』の魅力的要素を形成している。〕

〔なお、ロボット(robot)という語は、チェコ語の「〔奴隷・強制労働で〕働く」を意味するrobotaと、「労働者」を意味するスロヴァキア語のrobotonikより生まれている。初めて用いたのは、チェコの劇作家、チャペック(Karel Čapek: 1890-1938年)で、その語を1942年にアイザック・アシモフ(1920-1992年)がSFに使って、世の中に広まっている。〕

参加費: 日本メディア英語学会会員無料、非会員・開催校関係者も無料

懇親会: 関西外国語大学正門前の炭火焼肉「えん」にて、各自がそれぞれ1000円程度の定食などを注文していただきます。ぜひ、ご参加ください。

申込: 当日参加も可能ですが、人数の把握のためできるだけ事前にE-mailで参加申込をしてください。

   日本メディア英語学会ビジネス英語文化研究分科会事務局(岡田広一・本館8F第809研究室)

   〒573-1001 枚方市中宮東之町16-1 関西外国語大学内、E-mail:otraction@yahoo.co.jp

Newsletter No.136のご案内

更新日:2019年08月05日


Newsletter No. 136を発行致します。
別途、会員用のメーリングリストでも配信致します。

News Letter No136 8月発行
*会員用メーリングリストのお問い合わせは

office@james.or.jp

までお願い致します。日本メディア英語学会 NL編集委員・本部事務局

会員による新刊のご案内【2件】

更新日:2019年08月01日


<1>「映画で実践!アカデミック・ライティング」

土屋武久(邦訳) カレン・M・ゴックシク、ディブ・モナハン、リチャード・バーサム(著)

小鳥遊書房 HPより
「すべての大学生必携。 映画でならわかる、映画でならできる、論文・レポート作成術!」

http://tkns-shobou.co.jp/book/b432484.html 
2,400円+税

 

<2>「グローバル社会のコミュニケーション学入門」

福本明子・他(著) 藤巻光浩・宮崎新(編)

ひつじ書房 HPより
「グローバル社会はコミュニケーションによって成り立っている。本書はこれまであまり教科書で扱われなかった、SNSによる対人関係やヘルス・コミュニケーションなどを網羅した初学者向けの教科書である。学習者の置かれた立場に対して問いかける数々のエピソードを使い、コミュニケーションを批判的に学ぶ楽しさを習得できるようにしている。」

http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-974-8.htm
全国書店、amazon等で販売中です。
2,000円+税

 

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