2018年02月19日

【更新】第125回西日本地区研究例会のご案内

更新日:2018年02月19日

第125回西日本地区研究例会プログラム

下記の通り、第125回西日本地区研究例会を開催いたします。今回は、新入会員の先生にご発表いただきます。また、メディア英語研究や大学教育に関する座談会も開催いたしますので、どうぞ奮ってご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。

日時:2018年2月24日(土)
14:00~17:00(13:30受付開始)
場所:大阪府立大学I-siteなんば2階S1
   〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号南海なんば第1ビル
*地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅(1番出口)」下車、東へ約450m、徒歩約7分
*地下鉄堺筋線「恵美須町駅(1-B出口)」下車、西へ約450m、徒歩7分
詳しくは、下記WEBサイトをごらんください。
http://www.osakafu-u.ac.jp/info/campus/access/
参加費:無料(予約不要)

新入会員研究発表会

第1部 研究発表(14:00~15:00)
発表者:井上みゆき会員(大阪府立大学)
発表題目:「海外CMを用いた英会話教育」
要旨:英会話の授業の課題の一つに、恥ずかしさや失敗することへの恐れから、積極的な発言が生まれないことが挙げられる。この課題に対して、洋画、映画トレイラー、ミュージックビデオ、海外CM等の幅広いメディアを教材に用いることで学生の発言の増減や発言内容の変化が見られるかを研究してきた。本発表では、特に海外CMを使った授業とその効果について取り上げる。海外CMを授業に取り入れる手法や、学生が自由に自身の意見を英語で表現できる場の作り方等を、実際に授業を再現しながら紹介していく。

第2部 講演(15:10~16:10)
講演者:相田洋明会員(大阪府立大学・日本メディア英語学会代表理事)
講演題目:「大学教育におけるメディア英語研究の役割」
要旨:日本の英語教育の歴史をふりかえったのち、メディア英語研究が大学教育において果たすべき役割について考える。
 ホーマン由佳(『大学における英語教育とメディアリテラシー』)によれば、日本の大学の英語教育で用いられるテクストは、文学テクストからメディア英語へと移り変わってきたが、今ではさらに、文化とのつながりをより一層排除した、グローバル・コミュニケーションのためのツールとしての英語テクストへと移行しつつある。また、大学の英語教育を担う教員も、常勤講師から非常勤講師へ、そして最近では外部委託へと変化している。
 このような状況のなか、メディア英語を研究する私たちは日本の大学教育にどのような貢献をなしうるだろうか?聴衆の皆さんと一緒に考えたい。

第3部 メディア英語研究および大学教育に関する座談会(16:20~17:00)
【トピック1:研究書の一冊】
自分の現在の研究にきっかけ、あるいは影響を与えた一冊を紹介し合う。
もしくは、書物のなかでも今の研究に役立っているものを紹介。
【トピック2:おすすめの自主教材】
英語教科書以外の自主教材(英字新聞、映画、文学もの、ゲームなど)で、授業中に使用し役に立ったもの、学生に人気だったものを話し合う。
※上記は座談会トピックの案となります。

問い合わせ先:
稲永知世(西日本地区長)
milkywayooo129 [a] hotmail.co.jp
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